カラダに熱がこもってあつい、でも風邪じゃない。そんなときの対処法

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

10月になりましたが、体調はいかがですか?

今年の9月は、記録的な多雨と日照不足となりました。

湿気と雨が続くと、身体もなんとなくスッキリしません。

今年は「疲れが取れない」という声が多いですね。

単に「疲れている」「身体がだるい」というだけではありません。

  • 階段を上がろうとして、蹴つまずく
  • 手に持っているものをやたら落としてしまう
  • 頭がまわらず、集中力が続かない
  • 食事中や会話中に舌や頬を噛んでしまう

(口の中を噛んでしまうと、口内炎ができて不快ですよね)

こんな風に「動きにキレがない、頭とカラダの働きがかみ合わない」状態になってませんか?

心当たりがあるかた、この先の季節は「熱がこもる感じ」にも注意です。

「カラダに熱がこもる、でも風邪じゃない」こんな感じはありますか?

気候が涼しくなってくるころ、こんな訴えがちょくちょく出ます。

・熱っぽい 、体の奥に熱がこもっている感じがする

・はかっても平熱、または37℃ 前後

・カラダや頭が重い、夕方以降はだるさが増す

・足が異常に冷たい感じがする

・咳が時々出る、一度でると長びく

インフルエンザが流行っていますから、熱っぽいと余計に不安になりますよね。

でも熱もなく、ハッキリ風邪とは言い切れない場合、どうするか。

こんなときの対処法として、鍼灸師の立場からは次の方法がおススメです。

「熱がこもる感じ」がするとき、まずやってほしいこと

ほてって熱っぽく、カラダが重だるい。

こんなときは、体液の循環を良くして、こもった熱を発散しましょう。

血行を良くすることで、全身に酸素がいきわたり、こもった熱を放熱しやすくなります。

・ふくらはぎや足首を動かし、下半身の血行を良くする

・ストレッチで呼吸を深くして内臓を動かし、代謝をあげる

・ぬるめの入浴でリラックス、温まりすぎない

また、「熱がこもる」感覚の方は、意外と足が冷えていることが多いです。

熱感やのぼせ、首や肩の詰まりなど、上に熱が集中する。

でも腰や足下の冷えなど、下半身は冷えている。

東洋医学ではこれを「上実下虚」と表します。

ほてりや、熱っぽさがあると「水分をとり、内臓から冷やす」ことをやりがち。

でもこの一か月、日照不足と湿気によりカラダは冷えています。

これ以上、カラダを冷やし過ぎないことも大事。

秋が深まると、朝晩は寒く、日中との寒暖差が大きくなります。

寒暖差は防御のために、カラダに力が入り、その緊張から上半身に硬さや痛さをまねきます。

上は熱や固さがある、下は冷えている。

このアンバランスは、全身の循環をよくして、”ちょうどいい”状態に整えることが必要です。

今年は例年より早く、足が冷える傾向が出ています

東洋医学では、秋は「肺」と関係の深い季節です。

「肺」は、全身に「気」を巡らせ、身体を温める作用があります。

ところが今年は繰り返しますが、9月に長雨が続き、日照時間もかなり少なかった。

全身に陽気を蓄えることができないまま、気温が下がっている。

そのため、例年よりも冷えが早く、強く感じます。

9月の後半に「まだ冬じゃないのに、足が異様に冷える」という訴えで来られた方もいました。

足元が冷えるぶん、上半身にさらに熱を感じやすくなり、違和感も強いかもしれません。

こういう身体の状態を訴える方が、今後、更に増えそうです。

2026年の運気論でも「上に熱、下に冷え」

2026年の運気論でも「今年は寒さが早く、熱が身体の上部に集まり、冷えが下部に出る」と予想されていました。

下半期は、こんな症状が出やすいと予想されています。

・目が充血やものもらい
・咳やのどの痛みなど呼吸器症状
・顔や頭のほてり
・下半身、特に足の冷え
・腰痛

のぼせやほてり、熱さがあるからといって、単純に「熱を取る」ことだけを考えるわけではありません。

症状だけを切り離して見るのではなく、「全身の偏りを整え、流れをスムーズにする」ことが大事だと考えます。

当院での施術は、脈を拝見しつつ、首や肩の状態や、頭頂部の熱感、お腹、腰、足の冷えなど、身体全体を触って確認します。

上に集まっているものをゆるめながら、足や腰の固さ、冷えにも目を向ける。

その方の身体に合わせて、ハリやお灸を使っていきます。

もちろん、ほてりやのぼせなどの熱症状にも、お灸を使います。

「熱い」といわれることはなく、「気持ちいい」といわれることが多いです。

施術後は「頭がスッキリした」「足が温かくなった」「身体が軽い」と言われます。

これも、偏りを減らして、全身の流れがよくなった結果です。

当院はこのような「病名のつかない症状」に対処するのが得意です。

東洋医学は「病気といえない身体の状態」に対応できます。

ほてりや9月の気候でカラダの調子がイマイチ、と思われた方はご相談ください。

冷え込む冬に向けて、今からカラダを整えていきましょう。