8月後半に出やすい呼吸器症状。今から始めたい3つの予防法
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

たまらなく暑い日が続きますが、体調はいかがでしょうか。
エアコンなしでは過ごせない毎日ですが、この時期から少し気を付けたいことがあります。
それは、夏の終わりの風邪症状。
特に咳やのどの痛みなど、呼吸器系の症状が増えます。

「まだ暑いのに風邪?」と思われるかもしれません。
でも毎年8月後半から9月にかけては、発熱や咳、のどの痛みなど、呼吸器症状の患者さんが増えます。
長引く方では、9月、10月まで咳が続くことも珍しくありません。
今日は、今からできる風邪予防についてお話しします。
今からできる風邪予防3つ
風邪予防で大切なのは、特別なことではありません。
毎日の小さな積み重ねです。

① 寝るときは首まわりを冷やさない
酷暑の中では、エアコンをつけたまま寝ざるをえません。
ですが、冷気と乾燥の中では体温が下がり、免疫力もダウンしやすくなります。
寝るときに首へタオルを一枚まくと、体温が保たれ、冷え対策になります。
「朝起きるとのどが痛い」
そんな方は、一度試してみてください。
② 口の中を乾燥させない
エアコンで空気が乾燥すると、口の中も乾きます。
乾燥すると、細菌やウイルスが増えやすくなります。
乾燥が気になる方は、就寝時のマスクもおすすめです。
朝起きたらまず歯磨き、寝る前の歯磨きも丁寧に。
口腔内を清潔に保つことも、呼吸器を守る大切な習慣です。
③ 睡眠不足は風邪の大敵
夏は暑さだけで体力を消耗します。
疲れを翌日に持ち越すと、免疫力が落ち、風邪をひきやすくなります。
以前、女性アナウンサーが
「喉を守るのは冬より夏の方が難しい。」
と話していました。
声商売の人に限らず、冷房や乾燥、体力の消耗で、のどや呼吸器は酷使され、負担がかかっています。
だからこそ、睡眠でしっかり回復すること。
これが一番の風邪予防です。
なぜ夏なのに風邪が増えるの?
私の住む埼玉県西部では、ここ数年、9月になるとインフルエンザや風邪による学級閉鎖の話を耳にします。
理由の一つは、高校の文化祭シーズン。
夏の疲れが残ったところへ、多くの人との接触が増える。
すると、一気に風邪が広がります。

もちろん学生にかぎらず、暑さで体力が落ちた大人も同じです。
疲れた体は、風邪をもらいやすくなります。
だからこそ、今からの予防が大事になります。
東洋医学では「暑邪が金(肺)を弱らせる」
東洋医学では「火剋金(かこくきん)」といい、
夏の暑さ(火)である暑邪が旺盛になると、「金」にあたる肺や呼吸器が弱りやすくなります。

2026年の運気論では下半期、秋分以降に呼吸器系、皮膚の乾燥トラブルが出やすいとされています。
今年の夏の終わりは、例年以上にこんな症状が出やすいかもしれません。
- 咳
- のどの痛み、声枯れ
- 鼻炎
- 息苦しさ
今の時期からぜひ、毎日の予防につとめることをお勧めします。
夏の終わりこそ、体を整えるのがオススメ
では、まとめます。
夏の終わりの風邪対策で大事なことは、
・首まわりを冷やしすぎない
・口の中を清潔に保つ、乾燥させない
・しっかり眠って体を回復させる
この3つです。
東洋医学では、肺や呼吸器は「気をめぐらせる大切な場所」と考えます。
夏の疲れをため込まず、秋に向けて回復できる体をつくっておくことが大切です。

それでも、秋になると体調を崩す方は少なくありません。
以前、11月ごろに
「咳が止まらなくて、治療に来たくても来られなかった」
という患者さんがおられました。
長引く咳は、思っている以上に体力を消耗します。
「すぐに咳を止めるツボはありませんか?」
と聞かれることもありますが、体はスイッチのように簡単に切り替わるものではありません。
大切なのは、症状だけを見るのではなく、疲れた体が回復できる状態をつくること。
当院では、ハリとお灸で体の緊張をゆるめ、気のめぐりを整え、夏の疲れから回復するお手伝いをしています。

「暑さで疲れが抜けない」
「のどや呼吸器の調子が気になる」
「気力不足で、体がだるくてしんどい」
もし、今そう感じているなら、夏の終わりの疲れは早目に無くすことがおススメです。
秋になってから慌てることのないように、早めにご相談くださいね。

