「朝、早起きした人だけが知っている」40代女性のメンタルの浮き沈みが軽くなった、誰でもできる実践方法

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

前回に引き続き、更年期世代のメンタルの浮き沈みを楽にする方法についてです。

今回は「実践」編を紹介します。

更年期のメンタルの浮き沈みを楽にするおススメ方法は、この2つです。

①手を動かす

②朝方生活にシフトチェンジ!

①手を動かす

気持ちが不安定で浮き沈みがある時は、手を動かすことをおススメします。

「手を動かして五感が喜ぶこと、目覚めること」をやってみて下さい。

料理、裁縫、DIY、絵画、ガーデニング、日記や絵を書くなど、何でも構いません。

脳の中で、手や指の感覚がしめる割合は非常に大きいです。

手を動かすことで脳が活性化し、刺激や感覚に集中すると、モヤモヤや気分の落ち込み、不安を感じにくくなります。

ちなみに、スマホをタップするのはダメ。

これは「目と脳を動かす」であって、手を動かすことになっていません。

ペンでタブレットに絵を描くこともありますから、線引きが難しいですが、基本は「手を動かし、五感が働くこと」です。

ウツ病患者がガーデニングをすると、回復が高まることが言われています。

が、これは手をつかっただけでなく、触感や嗅覚、視覚など、五感を刺激するから。

今、メンタルの落ち込みで不調を感じているあなたは、五感に刺激を受けていますか?

現代は便利になりすぎて、手を動かし、刺激を受ける機会が減っています。

刺激がないと、どんどん老化が進みますから、現代文明の流れに逆行してください。

アナタが手を動かして、五感が喜ぶことはなんですか?

朝方生活にシフトチェンジ!

メンタルの浮き沈みをなくすには、生活リズムを朝方に変えましょう。

朝早くおきて、日中は活動し、夜は早く寝る。

生活リズムを変えるのは、最初はつらく、続けるのが難しいですが、効果は大きいです。

かつての患者さんで、こんなケースがあります。

交通事故でケガをしたAさんは、自律神経症状がひどく、天候による頭痛やめまい、メンタルの不安定に悩まされていました。

日中に家事をすると、すぐ疲れて、横になって動けない。

昼寝で休憩をとるので夜は眠れず、夜更かし生活になってしまいます。

ところが、そんなAさんが変わったきっかけは、家族の転勤でした。

住んだところは、冬は日照時間が短く、日暮れが早い東北地方。

それまで都心に住み、夜型生活でしたが、周りにコンビニもなく、夜遊びする店もなし(笑)

自然と「朝5時に起きて、夜は10時までに寝る」生活に変わったそうです。

すると、そこから症状が、ガラリと変わりました。

睡眠時間が安定して確保できたせいか、日中の昼寝が減りました。

朝早く集中して動けるようになり、余裕が増えて、仕事の効率がよくなりました。

体が安定したぶん、メンタルも落ち着き、いいことづくめ。

雨が少ない地方のため、天候の変化による体調不良も減り、寝込む回数が減ったそう。

早起きと、規則正しい生活には効果があると、芯から実感したそうです。

朝生活に切り替えればすべてうまくいく!とは言いません。

でもメンタルの浮き沈みがある方、体調不良を訴える方に聞いてみると、やはり夜型の生活が非常に多いですね。

こんな方こそ、朝方生活がおススメです。

体調不良で朝起きられない、どうしても夜更かししてしまう、という方もいます。

が、最近は起きる時間を一定にして、朝方生活にシフトすると、うつ病に有効というデータが出ています。

日常生活のリズムが変わると、生活が変わり、体もかえられます。

「行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば人格が変わる」という名言もあります。

気になる方は、生活リズムを変えて、メンタルの浮き沈みを乗り越えませんか?

まとめ:気力と体力がある今こそ、生活をかえて元気になろう

体調やメンタルの浮き沈み、更年期世代には多い症状です。

が、更年期世代はまだまだ体力も気力もあり、元気になる余地はあります。

できるかぎり手を動かし、朝早く起きて、夜は早く寝る生活で、体調を整えましょう。

メンタルの浮き沈みは、日常に直結します。

カラダや考え方も固くなりますし、元気になる機会が遠ざかります。

今の状態から抜け出せない、人と比べてたり、病に集中してしまう、というかたは、ご相談ください。

そんな状態を解きほぐすのも、東洋医学と鍼灸治療の特徴です。

今のあなたが心地よくいられるよう、体も気持ちも整えますよ!