5月に体調をくずしやすい人の特徴

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

GWあけの5月はすごしやすい季節。

・・のはずが、こんな体調不良に見舞われていませんか?

・突発性難聴になって、思いがけず入院になった

・過呼吸で苦しくなり、病院で点滴をうけた

・急にしびれが出て、病院で薬をもらっても変わらない

・めまいがひどくて会社を休んだ

・家族が具合が悪いせいか、自分も不眠や頭痛がする

思いかけず、ダウンしてしまった方は、回復できていますか?

実は5月に体調が悪くなるかたは、特徴があるのです。

5月に体調不良になる人の特徴

この時季に体調を崩すかたは、特徴があります。

①ストレスや我慢があたりまえ、またはストレスに気づいてない

②1人で抱え込んだり、思い詰めやすい

③ストレス発散のはずが、逆に消耗している

①ストレスや我慢があたりまえ、またはストレスに気づいてない

5月になって、急に体調が悪くなった、と思っていませんか?

でもそれは、長期間ストレスを感じた結果が、カラダに表れているのです。

我慢を続けて、自分の体の声に耳を傾けることは後回し。

特に、家事や仕事に一所懸命で、集中力の高い女性に多いですね。

このタイプは「これをして、あれをやって、その間に別のコレとアレで・・」など、常に段取りを考え、頭を働かせています。

「いま、自分が倒れるわけにはいかない」「迷惑をかけられない」と常に気合が入っています。

カラダに力が入り続け、頭も休まらない日が続く。

それが体調不良の素になっていることに気づいていません。

そして、具合が悪くなってからようやく、ストレスに気づきます。

「睡眠不足がつづいていた」

「疲れが溜まっていたが、仕事優先で放置していた」

「日々忙しくて、痛みがあっても我慢するのが当たり前だった」

「長時間のスマホでやPCで、姿勢が悪く、目も頭も負担がかかっていた」


5月に具合が悪くなったかたは、こんな心当たりはありますか?

もしあるなら、その疲れをいったんリセットすることが必要です。

②1人で抱え込んだり、思い詰めやすい

このタイプは、真面目で頑張り屋さんが多いです。

病気になると、原因や対策をスマホで長時間調べ、治そうと非常に努力されます。

ただ、一所懸命すぎて、自分で悪化させているかたもいます。

たとえばこんなふうに、考えていませんか?

「このまま具合がよくならなかったらどうしよう?」

「もっと悪くなったらどうすればいい?」

「仕事や周囲に迷惑がかかったら?」

最悪の結果を考えて、備えるのは防御反応であり、間違ってはいません。

でも、どんどん悪い方向に考えて、1人で思い詰めてしまい、その結果、不安が大きくなる。

自分の想像だけで、動けなくなる方は多いです。

実は、不安が大きくなるのも、この時季の体調不良の特徴です。

東洋医学では初夏の季節は「心」である精神が活発になる季節。

頭に熱がこもり、考えすぎたり心配をしすぎると、精神状態が不安定になり、落ち着かなくなります。

悪い方に考えすぎて、物事を針小棒大にとらえてるのも季節の影響です。

でも、まずは一人で抱え込まず、誰かに相談しましょう。

③ストレス発散のはずが、逆に消耗している

このタイプも、一所懸命で頑張り屋さんです。

でもお話ししていると、アレ?と思うことがあります。

「(治るには)呼吸がいいって聞いたので、ヨガを始めました」

「足腰を鍛えたほうがいいと思って、ウォーキングをやっています」

カラダと気持ちにとって良いことをしているはずなのですが、その後こう続きます。

「こんなに頑張っているけど、よくなりません」

頑張ることは悪いことではありませんが、楽しめていないので、つらいのです。


運動がストレス発散になるなら良いのです。

が、苦しい思いをして結果がでない、と焦るなら、その方法は違っています。

東洋医学の考えでは、汗をかき、カラダを酷使すると気を消耗します。

体調不良の上に気を消耗し続けると、回復がおくれて、逆効果ですよね。

義務感で運動を行っても、疲労するだけでストレス解消につながりません。

まとめ:どうすれば早く回復できるか?

5月に体調を崩しやすい人の特徴を、ここまで書きました。

・頑張り屋さん、我慢しすぎてストレスそのものに気づかない

・一所懸命さん、でも不安をふくらませて思い詰め、集中してしまう

・努力家さん、体調不良を治そうとして、逆効果になっている

思い当たるかたは、これまでの過ごし方を変えること。

自分が心地よく、気分よくいられることに集中しましょう。

それでも「自分は趣味もないし、どうすればいいかわからない」という人もいます。

そんな時はまず、動きましょう。

人に会ったり、自分にサービスして外食したり、エンタメを体験するなど、自分に刺激を与えてください。

これは「心」に熱がある状態を、上手に発散するため。

何もしないで家でゴロゴロ休むのも、悪いことではありません。

でも、じっとしていても頭の中の不安は晴れないなら、

外からの刺激をとりいれて、思考を切り替える方が効果的です。

一人でいると不安や想像が膨らむ方は、誰かと話して、頭の中の不安を紛らわしましょう。

カウンセリングや、サービスを受けたり、ケアをしてもらったり。

自分が喜ぶこと、居心地がいいこと、元気になれることを追求することも大事です。

さて、あなたの今の状態はどうですか?

5月の体調不良が、思いがけず長引いていたら、ご相談ください。

ハリとお灸でケアをして、ストレス解消とともに、頭の中の不安を晴らします。

頑張り屋さんで、努力家で、一所懸命なあなたが元気になれるよう、応援しますよ!