春は気分が落ちる…メンタルも体力もついていけないときの対策ガイド
こんにちは、やすはら鍼灸院です。
春になると、なんとなく気分が沈んだり、疲れやすくなったりしませんか?
・朝早く目が覚めてしまう
・眠りが浅くて夜中に目が覚め、そこから眠れない
・そのせいでカラダがだるくて日中動けない
・マイナス思考になりやすく、元気が出ない
こんな不調を感じる40代・50代の女性は少なくありません。
今回は、春に起こりやすい「メンタルと体力の不調」の対策をお伝えします。
春に起こりやすい「メンタルと体力の不調」の対策
春にダウンしやすいときの対策方法は次の3つです。
①早寝早起き、質の良い睡眠をしっかりとる
②足裏のツボ押しや、ラジオ体操で末端の血流を良くする
③カフェインと甘い物は控えめに、引き算の体調管理を
①早寝早起き、質の良い睡眠をしっかりとる
春は気温や気圧の変化が激しく、体力を消耗しやすい季節。
なので質の良い睡眠をしっかりとって、回復を図りましょう。
春は日の出が早くなり、朝早く目が覚めやすく、睡眠が浅くなりがち。
さらに、4月に向けた環境の変化や新生活への不安が、眠りの質を下げることもあります。

体は疲れているのに、朝の明るさで目が覚めてしまい、十分な休息がとれない…。
その結果、日中にだるさを感じたり、気分が落ち込んだりしやすくなります。
だるいからと昼寝をすることは、なるべく控えめに。
体力を消耗しすぎないためにも、夜は早く寝て、朝は光を取り入れ、体内リズムを作りましょう。
春だからこそ、早寝早起きを心がけて!
②足裏のツボ押しや、ラジオ体操で末端の血流を良くする
全身の血のめぐりをよくするために、末端の血行を良くすることを心がけましょう。
オススメは、誰でもできるラジオ体操や、足裏のツボ押し。
足裏の血行をよくすると、末端だけでなく、内臓の血行も良くなります。
下半身を動かす青竹踏みは、特におススメです。

東洋医学では、春は血の流れを調整する「肝」の働きが良くなる季節。
陽気と一緒に血流も上昇し、頭に血がのぼりやすくなります。
ですが、肝の働きが暴走すると、頭に血が昇りすぎて、ボーっとする、だるさを感じることもあります。
また、イライラしやすい、頭が働かないなど「いつもとちがう」不安定さを感じることも。
朝や昼間に軽い運動をすると、全身の血流が促進され、頭にのぼった陽気も発散されます。
ストレス解消もかねて、ウォーキングや軽い運動はおススメです。
③カフェインと甘い物は控えめに、よく「かんで」食べること
環境の変化が大きい春、ストレスでつい、暴食やカフェインを摂りがちに。
ですが、春の体調管理のためには、これらを控えることをお勧めします。

ストレスを感じると出るホルモンは、食欲を増進させます。
コルチゾールというこのホルモン、抗アレルギー作用もあるんです。
が、糖質やカフェインを摂りすぎると、コルチゾールの働きが弱ってしまいます。
イライラやストレス解消で暴飲暴食してしまうと、
「ストレスでむくみや体重増加→抗アレルギー作用が弱り、花粉症もひどくなる」
という負の連鎖になってしまいます(*_*;

これらを避けるために、糖質やカフェインの取りすぎは、なるべくセーブしましょう。
カフェインと甘い物、ないと生きていけない!という人には、「良くかむ」ことをお勧めします。
「お口の恋人」のガムや、固めのカロリーOFFのグミもおススメ。
噛むことは、緊張やストレスを和らげる作用があります。
口寂しいときの「お口の体操」おススメですよ。
もちろん歯医者でしっかり検診してもらって、カラダのメンテナンスも忘れずに!
まとめ:冬の疲れをリセットして、春に適応できる体になるには
40代後半・50代の女性にとって、春は心と体のバランスが崩れやすい季節です。
・朝日を浴びて体内リズムを作る
・ツボ押しや運動で血行を良くしてリラックスする
・カフェインを控える、睡眠の質を上げる
・よく噛んで内臓の働きをあげる
・歯のメンテナンスも忘れずに
このような習慣を少しずつ取り入れることで、春の不調を和らげることができます。
春をもっと快適に過ごせるように、ぜひ今日から実践してみてくださいね!
「眠りが浅い」
「朝早く目が覚める」
「気分が落ちやすい」
「疲れが取れない」
もし、これらを感じたら、春の不安定さが体に出ているのかもしれません。
そんなときは、鍼やお灸で体のバランスを整えるのがおすすめです。

ハリとお灸で気血の巡りをスムーズにし、内臓の働きを活性化させると、乱れがちな春のコンディションを整えやすくなります。
冬の疲れをリセットし、春に適応できる体へとシフトしたいかたは、いつでもご相談ください。
鍼とお灸の力を取り入れてみませんか?