春の5Kが体調不良を引き起こす!今すぐできる3つの対策と鍼灸のススメ
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

春は暖かくなり、気分も晴れやかになるはず。
が、「なんとなく体が重い」「頭がボーッとする」「疲れが抜けにくい」と感じていませんか?
それ、もしかしたら 「春の5K」 が原因かもしれません。
「春の5Kとは?」と思われた方、お昼のニュースで気象予報士さんが言ってたんですが、私も最近知りました!
5つの「K」の内容とは?
5つの「K」とは次の内容になります。
・花粉 → 鼻水・くしゃみ・目のかゆみなどアレルギー症状
・黄砂 → 喉の痛み・肌荒れ・咳やぜんそくなどの呼吸器疾患
・気圧 → 頭痛・めまい・だるさ
・強風 → 体温調整の乱れ・疲れやすさ
・乾燥 → 肌あれ・かゆみ・炎症反応
これに「気温の乱高下」もいれたら6Kでしょうか。

春はこれらの要因が重なるため、体のバランスが崩れやすくなり、不調を感じやすくなるのです。
そこで今回は、春の5Kに負けないための簡単な対策をご紹介します!
春の5K対策!今すぐできる3つの方法
3つの工夫はこちらになります。
① 花粉&黄砂対策は、免疫力を下げない工夫を
② 気圧&強風対策は体を適応させ、しっかり休む工夫をする
③ 乾燥対策、内側からの潤いも大事!
① 花粉&黄砂対策は、免疫力を下げない工夫を
花粉&黄砂対策には、免疫力が重要。
免疫力は「下げない工夫」が大事です。
免疫力を下げないためのオススメは、入浴すること。
「毎日入っている」方はもちろん良いのですが、体温を上げる工夫が必要です。
じっくり入浴し、体温を一度上げるだけで免疫力は倍増するといわれます。

温泉に行ければベストですが、無理なら入浴剤の力を借りましょう。
私もつかれたときは、炭酸泉や温泉の素を入れて楽しんでいます。
日本は水に恵まれているのに、シャワーで済ますのはもったいない!
気温が乱高下する3月、温泉の力を借りて体調を保ちましょう!
② 気圧&強風対策は体を適応させ、しっかり休む工夫をする
春の養生のコツは「早寝早起き」、生活リズムを朝方にするのがおススメです。

知り合いは日が長くなり始めると、朝4時起き、夜10時に寝るサイクルに切り替えています。
片頭痛の持病がある彼女は、気圧の変化に弱い体質。
でも、このサイクルで動くことで、こんな効果があるそうです。
「朝から活動的に動くと、午前中にはタスクが終わる。
お得感があるし、早く終わってスッキリした気分になるのよね。
春って夕方からビル風が強くなるから、前は頭痛も出やすかった。
でも、午前中にやることを終わらせてれば、外出しなくて済む。
体調管理のためにも、夕方や夜にはあまり動かないようにしてる。
夜更かしは肌に悪いし、カラダの疲れが取れないからね。
夜しっかり寝ていれば、体調は保てるよ。」
最初はちょっと辛いかもしれませんが、早寝早起きの工夫は重要ですね。
あなたは、しっかり休めていますか?
③ 乾燥対策、内側からの潤いも大事!
東洋医学では、春はもともと「気が全身をのびやかにめぐる」作用が働きます。
気が全身をのびやかにめぐるには「気持ちの潤い」を増やすことが必要です。
「気持ちの潤い」とは、要は気分よく過ごすこと。

五感を満たすだけでも、気持ちの過ごし方が違ってきますよ。
美味しいものを食べる、音楽を聴く、お気に入りの香りを取り入れる、シルクの枕カバーで気持ちよく眠るなど、小さなことを重ねてみて下さい。
内側からの潤いは人それぞれですが、春の景色を見るだけでも、ちょっと気分が違ってきます。
気がめぐる働きが過ぎると、今度は逆にイライラしたり、気が昇りすぎて眠りが浅くなったりします。
だからこそ機嫌よく過ごすことが大事!
春の5Kのせいで、体調不良が続いてイライラ、トゲトゲしたときは、気分を上げてのびやかに過ごし、内側からの潤いを与えましょう!
まとめ:春の不調がある方へのおススメ
では、まとめます。
①花粉&黄砂対策、免役力をあげるために入浴がオススメ
②早寝早起きで体のリズムを整えて体力を保ち、気圧や気温に負けないカラダを作る
③乾燥防御のために、内側からのうるおい、気分をあげて!

「対策しているのに、なんとなくスッキリしない…」
というかた、春だからこそ、新しいことをなにかやってみませんか?
鍼とお灸で体のめぐりを整えてみませんか?
鍼灸の施術を受けた後、「息がしやすくなった」「頭のモヤモヤがスッキリした」「よく眠れた」という声を多くいただきます。
本来の元気な状態に戻るために、ハリとお灸であなたの底力を上げていきましょう。
あなたが快適に春を過ごせるよう、お手伝いさせていただきます!