夜寝るとき、足のほてりを感じますか?むずむず足症候群かも?と思ったら

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

夜寝るとき、足のほてりや、違和感を感じたことはありますか?


・寝ようとすると足の裏がカッカとほてる
・ほてりと一緒に弱くしびれる感じがする
・夜になると足がだるくてむずむずする

そんな悩みをお持ちの方は、少なくありません。

中でも女性は、この症状に悩まされる人が多いのです。

そしてこの症状が出やすいのは夏。

あっつい上に、足のほてりや違和感で眠れないのはさけたい!

そんな方のために、この症状の解消法をかいてみました。

足のほてりや違和感を解消するには

これは足の血行を良くすることがもっとも大事です。

むずむずやほてりの原因は、血行不良によるものが多いため、血行が良くなると改善します。

(ほかに病気が隠れていることもあるので、症状が強い場合は必ず病院を受診してくださいね)

足の裏は心臓から一番遠く、冷えると血行が悪くなるので冷やさないこと。

こんな風に、足のマッサージや、足湯や靴下で足を温め、血行を良くするのはオススメ。

でも、猛暑の真夏に、ひざ下ロング靴下は、ちょっと苦しいですね。

東洋医学からみた足の違和感の原因

東洋医学では、「夜、陰気(いんき)が足を伝わって内臓に入り、身体を養う」とされます。

この働きが弱いと、足に気が伝わらず、ほてりやムズムズするなど、違和感が出るのです。

この状態を陰虚(いんきょ)といいます。

陰虚の対処法は、全身に気がめぐるように、調整すること。

全身に気がめぐるには、軽い運動がオススメです。

「足がだるくてしんどいのに、動きたくない」

「運動が好きじゃないし、面倒くさい」

こんな気持ちもわかります。

でも体を動かし、血行が良くなることで、違和感がキレイに解消したケースもあるんです。

家族のために頑張った結果、こうなりました!

これはある患者さんのお話です。

40代で毎日デスクワーク、管理職の彼女は、年間を通して、足のだるさや寝るときの深いな違和感に悩まされていました。

「むずむず足症候群かな」と、色々解消法を試していたそうです。

が、意外なところから症状が落ち着きました。

それは「犬を飼ったこと」。

最初はかわいい子犬ちゃんでしたが、大きくなると「散歩に連れていけ」と日々大暴れ。

仕方なく毎日30分から40分、一緒に歩いたそうです。

夏でも冬でも、疲れてクタクタでも、渋々歩いた(歩かされた)結果、

1年後、彼女の足の違和感はまったくなくなっていました。

コレステロール値が下がり、体重も減少。

健康状態が良くなったおまけつき。

ふくらはぎと太ももに、ハリのある筋肉がついて、以前とは全然違う、健康的なイイ足でした。

自力(?)で治した、素晴らしい例です。

ストレスてんこ盛りのデスクワークで働いて、家に帰ってきては毎日散歩、

確かに最初は辛かったかもしれません。

でも、カワイイ家族のためにがんばった結果が、効果を生みました。

足の症状は見直すサイン。全身の状態はどうですか?

足の症状は、全身を見直すサインです。

特に夏は、こんな条件が重なります。

・熱気と冷えで自律神経のバランスが乱れやすい

・水分を多くとるため、足がむくみやすい

・エアコンの効いた室内で下半身が冷えやすい

・暑さ疲れで体力を消耗、汗をかきにくい

・体が温まりすぎ、足に熱感が残ってほてりやすい

夏にむけて、足だけでなく、全身の健康状態を上げましょう。

毎年夏が苦手で、特に足が疲れる、という方や、

重だるさや足の違和感が出る女性は、早めにしっかりとケアが必要です。

時間をかけてメンテナンスしていけば、いい状態をキープすることができます。

お悩みの方は、できることを今から始めましょう!

ちなみに足のムズムズや違和感には、お灸も効果がありますよ。

施術では、こんなハリを使って足の血行をよくします。

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痛みは全くなく、心地いい感触で喜ばれています。

ハリとお灸も取り入れて、足の違和感を解消しませんか?

あなたの健康状態をしっかり回復させますよ!