寝違えや目まいに悩まされてる人へ、おススメの簡単回復メソッド
こんにちは、やすはら鍼灸院です。
![](https://yasuhara-shinkyu.com/wordpress/wp-content/uploads/2022/06/6d38e466cb5eb172c20df9716938633a.png)
10年に一度の強烈な寒波で、混乱が続いています。
節電と寒さの狭間で体調を崩さないよう、無理なくお過ごし下さいね。
この寒さが抜けた後も、体調管理が必要ですよ。
- ふわふわ感がして、血圧が高くなって不安
- 横をむいたら目まいがして起き上がれない
- 体が動かしにくい、思う様に動きづらい
- 寝違えて背中が痛い、首が痛くて横を向けない
こんな報告が最近続けて来ています。
寒さの底からの脱出時は、ちょっと注意が必要です。
目まいやフワフワ感、耳鳴りなどの自律神経症状は春が原因?!
「寒波で冷えすぎて、寒さ疲れでこうなった」
という意見、間違ってはいません。
ただ原因は冷えすぎだけでなくて、春の気配が出てきてるから。
東洋医学では、大寒を過ぎると、春の気配が出始めます。
体の外は寒くても、体の中の陽気は春を感じて、少しづつめぐり始めます。
でも足元は寒いので、陽気は上に昇り、とどまりがち。
陽気が頭にとどまって高ぶると、逆にめまいや高血圧が出るのです。
![](https://yasuhara-shinkyu.com/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/e97568c8b1759339c3081782f55d623c_s.jpg)
簡単にできるオススメ回復法は?
まずオススメは「カイロを肩甲骨の間と、腰にはること」。
肩甲骨の間は自律神経ポイントです。
![](https://yasuhara-shinkyu.com/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/23125217_s.jpg)
ここをしっかり温め、全身に気血をめぐらせて、上りすぎた気血を下げましょう。
肩甲骨の間と同じく、腰を温めるのも、上った気を下に引き下げる作用があります。
ここを温めて、全身に気血をしっかりめぐらせましょう。
え、他人の目が気になってカイロが貼ることができない?
その場合は
「腰から下、特に足元をしっかり温めること」。
アナタの下半身の温め方、大丈夫ですか?
ヨーロッパの女性は冬にスカートをはいてると
「なんでズボンはかないの!!?」と周りに驚かれるとか。
ファッションよりも温めの機能性を重視して!!
![](https://yasuhara-shinkyu.com/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/1365885_s.jpg)
北海道の先生が「関東の人は重ね履きをしない」と嘆いていましたが、
特に足の温め方があまりに足りないそうです。
タイツ一枚の薄着で、湯たんぽや電気カーペット使うよりは、
とにかく靴下とレッグウォーマーを重ね履きすること。
全身に気持ちよく気血がかよわないと、症状もおさまりません。
冷えすぎるとめまいだけでなく、頭痛や肩こり、頭重感も出やすいです。
こんな時は鎮痛剤に頼らず、全身温かくしてさっさと寝ましょう。
体の中のアンバランスが解消し、冷えと熱が均一になれば、症状は落ち着きます。
症状を長引かせないためにも、温め管理をしっかりと!!
寝違えからの回復、焦らないで!!
寒さが厳しいと、人はギュッとカラダを縮めて体温が逃げないよう、
体の奥底にエネルギーをとどめて、省エネモードで過ごします。
問題は極寒がおわり、ちょっと気が緩んだとき。
凍てついた地面が温かくなると、地面がゆるんでぬかるみます。
これと同じように、ギュッと固かった体が急にゆるむと、
「筋(すじ)が違えて」ピーン!と固くなるのです。
![](https://yasuhara-shinkyu.com/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/ef67981a2bbecddd668d9e960790912f.jpg)
表面的なところでなくて、体の深部が痛くなるケースが多いですね。
・そもそも痛くて全方向に動かせない
・首を動かすと手にしびれが出る
・首を動かすと肩甲骨の奥、内側がいたい
など、こんな風に周囲に症状が広がっている時は、焦って無理に動かさないように!!
痛みの範囲が余計に広がります。
これも同じく全身の温めが必要です。
「患部を冷やすんじゃないの?」とシップに頼る人もいますが、
根本的な解決は「偏りをなくす」ことなので、
ぬるめで全身入浴、水圧をかけて少しづつ動かすストレッチがおススメ。
時間をかけてほぐしていってください。
サウナに行きたがる人がいますが、汗のかきすぎは、痛みが余計にきつくなる場合があるので、
痛みが激しい時はやめておいた方がよさそうです。
そして、寝違え部分のマッサージは、ギュウギュウ押さないこと!!
![](https://yasuhara-shinkyu.com/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/1dc362fe1984ae4152ec19fbdea3bbd2.jpg)
痛いのをほぐしたくて、患部を強く押す方が多いですが、
刺激を加え続けると、筋肉が更に固くなって、硬まったままほぐれません。
「しょっちゅう攣る」クセにならないよう、時間をかけて緩めることが大事。
焦りは禁物、痛みのキツイ間は、安静が大事ですよ!
今の時季ならネックウォーマーで保護しましょう。
寝違え時は、痛みと固さで疲れが出ますから、早めに温かくして休息を。
「思いがけないケガ」は、回復の初期動作が大事です。
安静にして無理に動かさず、刺激しないよう、回復するのを待ちましょう。
寝違えや症状を、手っ取り早く治したい人へ
さていかがですか??
寝違えやめまいなどの自律神経症状は、日常生活に影響がとても大きいです。
だからこそ、しっかり根元から回復しないといけません。
春の入り口でつまづいて、体調を崩している場合じゃない、早く治したい!
という方は、ご相談ください。
自律神経の調節、筋肉や神経へのアプローチは、鍼がオススメ。
全身のバランスをとり、偏りをなくして、回復へと導きます。
春本番を前に、痛むところや不安定なカラダは治してしまいましょう!
遠慮なくご相談くださいね。
それでは、また次回!!