その肩こり、夏のしびれ予備軍かも?梅雨前に整えたい、首や肩のコリと不調
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

気づけば5月も折り返し、梅雨入りも近づきつつあります。
暑さと湿気が強くなるこれからの時期、 今から気をつけてほしいことがあります。
それは「首や肩のこりを放っておかないこと」。
湿気の時期は、肩こりが原因の特有の症状が出やすくなります。
その症状とは「不快なシビレ」。
キツイ肩こりを感じている方は、予防もかねて読んでみて下さいね。
夏に多い、首から肩にかけて起こる不快なしびれ
「なんとなく腕が変」から首から肩、腕のしびれに変わった。
毎年この時期、最低一人はこの症状を訴えてこられます。

このしびれ感、痛みとはまた違う、つらさがあります。
「ずっと気になる」
「気持ち悪い感じが抜けない」
「下をむくとシビレが強くなる」
「手に力が入りにくい」
こんな風に、日常生活にも影響が出ることが大きいです。
最初は我慢している方が多いのですが、1週間~10日ほど続くと、ストレス度合いが非常に大きくなります。
病院にいき、レントゲンをとっても「異常なし」といわれ、困って相談に来られる方がほとんど。
(病が隠れていることもあるため、病院での診断を必ずお勧めします。)
この症状はなぜ、出るのでしょうか?
なぜ夏に増えるのか?
なぜ夏に増えるのか、その理由は夏特有の気候が原因です。
東洋医学では、シビレは「痺症(ひしょう)」といいます。
「痺(ひ)」という文字には「つまって通じない」という意味があります。

夏は冷房の中で過ごす時間が増え、また冷たい飲み物をとるなど内臓から冷える要素が増えます。
冷えたカラダに湿気が加わると、これらが邪気となり、血流や水分の代謝(気血)を滞らせます。
気血の流れが滞り、うまく流れないことでしびれが起こるのです。
しびれを解消するためにできること
しびれ症状は「はやめにカラダの固さをやわらげる」ことがコツ。
急にしびれが起きた、と感じる方も多いですが、お話を伺うとこのような症状があることが多いのです。
・首肩がガチガチ
・腕がだるい
・手が冷える
・寝ても疲れが抜けない
・背中が固い
つまり、しびれは「疲れや滞りの積み重ね」によって起こっています。
なので解消のために首や肩を揉むだけでは、不十分です。

しびれ対策はまず、カラダの滞りを解消すること。
カラダの流れを妨げている、湿気や冷えを取り除くことも重要です。
自分でできるケアとして、こんなおススメ方法があります。
・蒸しタオルで首の周囲を温める
・内臓から冷やさない(冷たい物の取りすぎは注意)
・スマホやパソコンなど、同じ姿勢でのストレスを割ける
・・とはいえ正直、不快指数の高い季節に蒸しタオルので温めたり、スマホを手放すのも難しいですよね。
では、どうするか?
こんなときは、人の手を借りて回復することをお勧めします。
特に、首や肩、背中のガチガチは「疲れ・冷えや湿気・睡眠不足」が重なって起こっています。
なので、しっかり眠れて、呼吸が深くなり、カラダが緩むこと。
冷えや湿気を排出できる、気のめぐるカラダになることが改善へつながります。
ゲームを長時間やっていてしびれた、あるお母さんの話
以前シビレ症状でいらっしゃったAさんも、こんな風に仰っていました。
「子供のかわりに仰向けで、ポケモンのDSをやってたんです。
時間限定のアイテムほしいっていうから(笑)
午前中3時間くらい、腕上げてやってたら、なんか突然肘から肩にかけてしびれてきて。
暑いからエアコンの利いた部屋でやってたんだけど、冷えてそれがよくなかったのかな?
睡眠も、夜中に目が覚めて、それから眠れなくなっちゃうんですよね。
寝るのが遅ければ、朝まで続けてねられるかなー、なんて試してたんですけど・・
結局夜遅くまで起きてるわけだから、寝られてないのは同じですよね」
自分のカラダを犠牲にしてゲームやる優しいお母さんですが、しびれの不快さは耐え難いですよね(*_*;
Aさんのカラダをさわらせてもらうと、汗をかいているのに肌は冷たく、お腹やふくらはぎもじっとり冷えていました。
首肩回りももちろん、詰まってガチガチ。
睡眠不足の原因については楽しく話しつつも、首の詰まりや冷えた体が温まるよう、お灸をしました。
もちろん、ハリや吸い玉もおこない、気血をめぐらせて全身の滞りがなくなるよう調整。

3日おきで施術を3回おこなったところ、Aさんのしびれは徐々に軽くなっていき、最後はしびれは全く感じなくなったとのことでした。
しびれは痛みほど強烈ではないぶん、我慢してしまう方が多いです。
でも、長引くことで日常のパフォーマンスは下がります。
肩こりをためこまず、睡眠の質を上げて、冷えすぎないことを心がけましょう。
つまった肩こりは、梅雨に入る前に早めの解消をお勧めします。
「病院では異常なし。でもつらい」
もし今、そんな“説明しづらい不快感”でお悩みの方は、我慢せず、早めにご相談くださいね。
梅雨前に、カラダの「違和感」はなくしておきましょう!

