お客様の声「息が胸の奥まで入っていく気がします」息苦しさが続く肩こりが軽くなった、40代女性の感想です

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

今日は、お客様の声を紹介します。

お名前:Hさん 40代女性

職業:介護職

来院時の症状:肩こり、肩甲骨の間の痛み、息苦しい

来院の理由

仕事で身体を支えたり、抱えたりで力を使います。

そのせいか、疲れて年中肩がこっています。

最近、疲れがひどくて肩甲骨の間がつったように痛みます。

夜勤明けは、カラダが文字通りボロボロな感じ。

肩がこりすぎて息がうまく入っていかない、吸えない感じです。

肩こりが楽になることってあるんでしょうか?

施術後の感想

すごく体が温かくなりました。

背中が軽くて、肩甲骨のあいだの痛みがなくなったぶん、背筋が伸びます。

息を吸っても胸の奥まで届く、息が大きく入っていく感じがします。

呼吸が楽な感じ、胸の前側もなんとなくボワッとあったかいですね。

手も温まって、眠たくなりました。

肩こりが楽になると、カラダってこんなに軽くなるもんなんですね。

以上、Nさんの感想を紹介しました。

Nさんの背中、特に肩甲骨周辺は、ガッチガチに固かったです。

ゴリゴリした固さが肩甲骨と背骨の間にあり、指で軽く押すと「イテテ・・」と痛みを訴えるほど、過敏になっていました。

肩甲骨の真ん中、背骨の上には「至陽」というツボがあります。

このツボはちょうど横隔膜の高さにあり、ストレスや慢性疲労が続く、胃腸の調子が悪いときなどに反応が出ます。

「陽に至る」という字にあるように、陽気のエネルギーが乏しいと、痛みやコリなどの反応がでるのでしょうね。

また、東洋医学では息をすうのは生命の源である「腎」の働き。

ただこの腎の働き、過労や睡眠不足が続くとどんどん弱ります。

猫背や前かがみの状態が続くと、みぞおちが圧迫されます。

みぞおちが圧迫されると、呼吸しても、息がうまく入っていかず、浅い呼吸になりがち。

その結果「息が吸えない」感覚が続くのです。

施術はまず、腎の気を補い、呼吸が楽になるように、肩甲骨の痛みポイントにお灸をすえました。

背中の重しを軽くするには、じんわりした温感を与えること。

「心地よさ」でリラックスを招くことを意識します。

吸い玉の治療と一緒に行うと、背中の血行が良くなり、固さが和らぎます。

Nさんは、疲れすぎて呼吸が楽にできていたときの感覚を忘れてしまったのでしょうね。

施術していくうちに、だんだん全身から力が抜けていったNさん。

施術後半は「息が深くなってきたのがわかります」と仰っていました。

呼吸が軽くなると笑顔になる方が多いですが、Nさんも満面の笑みで元気に帰っていかれましたよ。

しっかり胸の奥まで息を吸い込み、吐き出す。

生きていく上で当たり前のことです。

ですが、疲れすぎていると「当たり前のことができない」状態になってしまいます。

Nさんのように、息苦しくて呼吸が浅い、肩こりが背中に痛みとなって出ているなら、まずはエネルギーを得ること。

「病になる」前に、「陽に至る」エネルギーをしっかり得ることが必要です。

あなたのカラダの重さ、息苦しさを心地よく解消しませんか?

呼吸が深くなり、笑顔になれるよう応援しますよ!