お客様の声「疲れて、治療を受けたいなって思うと来たくなる」10月の終わりでものぼせが続く、40代男性の感想です
こんにちは、やすはら鍼灸院です。
今日はお客様の声を紹介します。
お名前:A・Mさん 男性 (もうすぐ50歳)
職業:接客業・技術者
来院時の症状:のぼせ、後頭部に異常に汗をかく
来院の理由
仕事していると、汗をかいて、のぼせをすごく感じる。
今年は特に暑かったし、元々暑がりだけど、上半身が熱をもってる感じがつづいてる。
こんなにのぼせることはなかったし、ときどき動悸を感じることもある。
男性更年期的なものもあるのかな。
寝ているときは、なぜか後頭部にだけ異常に汗をかきます。
先生、なんとかしてください。
施術後の感想
施術した次の日は、のぼせはさほど感じなかった。
夜はやっぱり寝汗をかくね。
(施術5日後)
だいぶ気温が涼しくなってきたせいか、仕事して汗はかくけど、前ほどではないかな。
夜の寝汗もマシになった感じがする。
のぼせが続く原因は?
以上、Aさんからの感想を紹介しました。
東洋医学でのぼせの原因は二つあります。
・気が高ぶりすぎて、全身の流れが阻害され、頭や上半身に熱がこもる
・上にのぼった熱を引き下げる作用が弱っている
更年期世代は、これらの原因が出やすくなります。
なぜなら、若い頃に比べて気のめぐりが弱り、熱を発散する作用も弱るから。
そして、2024年は確かに暑さが続きました。
暑さに加えて、ストレスや不摂生、睡眠不足が重なると、気を下げる作用がよけいに弱ります。
寝ている間、後頭部に汗をかくのは、カラダにこもった熱が大きいことの表れ。
Aさんの脈も、いかにも熱がこもっていそうな、固く早い脈でした。
治療はまず、上半身にのぼったまま、高ぶっている気をさげること。
吸い玉で血行を良くして、熱を発散する治療を行いました。
実はAさん、同業者で、ベッドから足がはみ出すほどの巨漢ですが(笑)
カラダが大きいからと困ることはありません。
どんな体格の人でも、小さなハリとお灸で全身をしっかり整えられるのが、この仕事の良いところ。
治療開始5分で爆睡してくれたので(笑)
コチラはやりたい放題、施術をやらせてもらいました。
ちなみにAさん、他にもこんな感想をくれました。
「この仕事してると、どうしてもエネルギーもっていかれて、疲れるよね。
疲れてなんとなく治療が受けたいなって思うと、(ここに)足がむくのよ。
いつもは触れる側だけどさ、人の手に触れられるというのはどういうことか、改めていい機会になるよね。
なんでか来たくなるって、いったでしょ。」
同業者にこういってもらえるのは、ありがたい限り<(_ _)>
互いに(?)更年期世代、そしてカラダを使う仕事。
いつまでも元気でいられるよう、こうやって刺激しあえるのは嬉しいものです。
これからも、ますます精進していきます。
まとめ:のぼせやほてり、動悸で悩んでいる方が楽になるには
当院は70代でもほてりを訴えてこられた患者さんもいます。
「更年期だから」と単純にひとくくりにせず、その背景や違いをしっかりみて、治療が必要です。
さて、あなたはどうですか?
「エネルギーをもっていかれて、疲れている」自覚はありますか?
最近顔がほてったり、のぼせを感じていませんか??
「熱」がこもって苦しい方は、熱の発散と気のめぐりを回復することから始めましょう。
もし、お困りの方はご相談ください。
楽なカラダに変われるよう、ご協力しますよ!