意外と知らない健康診断の重要性、あなたはキチンと受けていますか?
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

あなたは、健康診断に行っていますか?
行ってないかたは、どこかで「自分は大丈夫」と、検査を先のばしにしていませんか?
もしそうなら、その考えは今一度、改める必要があります。
今回は、健康診断についてのお話です。
健康診断をうけないのはなぜ?
ここ数年、健康診断を受けていないというアナタ。
まずは自分の健康状態を確かめに受けにいきましょう。
・・といっても、すぐに受けにいかない方が多いんです。
「自分は病気ではないから」
「大丈夫だから」
「受ける必要がないって(テレビや雑誌で)いってた」
など、多くの方がまず否定から入ります。

「異常が見つかったら嫌だから、健康診断にいかない」ケースも少なくありません。
なぜいかないのか?
理由はストレスを避けるためです。
「病気が見つかったらいやだから」
「行くことが面倒だから」
「自分だけは大丈夫」
と現実から目を背けてしまう。
これを正常性バイアスと言いますが、
この思考はリスクを高めます。
自分の体は、自分で管理していくしかないのです。
健康診断を受けるメリットは?
健康診断を受けるメリットは、”今の生活を維持する”ためです。
生活環境が変わるのは、大きなストレスなんですよ。
不健康の自覚がない人が、カラダのためにそれまでと異なる生活をすごす。
これは、特大のストレスになります。

「自分が悪いとわかっていても、体調管理が忙しくてできない」
「余裕がない」
「だから仕方ない」
その気持ちもわかります。
どうしても日々の忙しさに流されて、毎日の生活優先になりますしね。
ただ、「仕方ない」をそのまま放置するかどうか、が分かれ道です。
自分の健康は、自分で維持する義務があります。
体を修正するきっかけは、とにかく早くに限ります。

病気を経験された方に、それまでの生活を振り返ってもらうと、皆さん答えが似てるんですよ。
「自覚がなかったから、まさかという気持ちだった」
「振り返ってみると、その兆しはあったけど、大丈夫と思っていた」
「自分が楽天的だったんだな、と反省した」
自分の体調を、放置したり、健康について深く考えて無かったり。
健康管理ができてなかったケースが多いんですね。
東洋医学では「病になる前に治す(未病治)」の考えが基本です。
大病となってからでは、遅いのです。
負債は小さいうちに、小火(ボヤ)のうちにけしましょう。
大火事になる前に、まず、健康診断で自分の状態を知ることから始めましょう!
健康診断の結果が正常でも、とりいれてほしいこと
もし、健康診断の結果が正常でも、絶対にやってほしいことがあります。
更年期世代でとりいれるべきは、運動の習慣です。

運動はクスリと同じくらい大事、といったお医者様もいます。
カラダをうごかすって、それだけ大事なことなんですよ。
「動きたいときにカラダが動かせない」
これは、実はものすごく大きなストレスなんです。
運動は老化を防ぎます。
でも日常生活であまり動かない(動けない)でいると、次のようになります。
老化がすすみ、ケガをしやすい
↓
痛みが取れない、気分が不安定になるなど日常生活がダウンする
↓
動けないため、ますます老化が早まる
↓
自分も周囲も、ストレスが大きい毎日を過ごすことになる
こんな負のドミノにならないよう、老化を嘆くより、カラダを動かす習慣を取り入れてください。
カラダだけでなく、心の安定を保つためにも、運動は非常に大きな効果がありす。
体力、気力がある今のうちに、早目にはじめておきましょう。
もしも数値が悪がったときは
健康診断は、「受けたら終わり」ではありません。
見直す点があるなら、ぜひ日常生活を変えましょう。

数値が悪かったり、病気になったから、すぐにダメになるわけではありません。
不思議と「病気になって良かった」という声も聞きます。
「それまでの状態を反省したし、健康のありがたみがわかった」という声や、
「病気になってから、家族とのかかわりがかわった」なんて話も聞きます。
「一病息災」という考え方があります。
「病気がある方が、かえって健康に気配りをする」という考えですが、
病気になることで、自分も周囲も、生き方や生活が変わることもあるのです。

もしかしたら変わるきっかけが今、現れたのかもしれませんよ?
日常の過ごし方を変えて、健康を保つために、ポジティブに、前向きにすごしましょう!
その根拠のない自信、大丈夫?
「自分は更年期なだけで、健康だ」と根拠のない自信をもってませんか?
こんな考えの方、多いんですよ。
楽天的ともいえますが、病気になってもそのままでいられるでしょうか?
なのでまず、健康診断をうけて、自分の体に責任を持つことから始めましょう。
今回これを書いたのは、私の周囲で立て続けに「病気になった」人から話を聞いたからです。
病気がわかって、不安に駆られるのは本人も周りもつらいですから、
日頃から自分のカラダについて、楽天的でなく、真剣に考えてほしいと思います。

健康診断でちょっと不安になっている方や、
体調管理について考え直したい方はご相談ください。
東洋医学の面からカラダの状態をみて、健康への第一歩を踏み出せるよう、ご協力しますよ!