GWあけの疲労対策に、今から意識できること
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

ゴールデンウィーク(GW)のことなんか考えられない、
4月はとにかく忙しいんだよー・・と怒られそうですが、
それでもやっぱり、今から調整してほしいことがあるんです。
それは「頑張りすぎない」こと。
春って慌ただしいですよね。
卒業シーズンから年度末、そこから4月の新しいスタートと、
感情的に揺さぶられたり、環境の変化があったり、イベントごとが続いたり。
あわただしさで気負いがちなところに、春の嵐が拍車をかけます。
急に雪が降ったり、グッと冷え込んだり、
時には春の嵐で大風が吹くのも今の時季。

気温の乱高下は、体に負担がかかります。
自律神経は温度差が7度以上あると、
「寒暖差疲労」を感じやすくなるという説があります。
温→寒→温、の変化で、カラダも固くなったり緩んだり。
今の時季、風邪をひくのも、珍しいことではありません。
この気温差疲労がかかるなか、新生活の4月スタート。
これまた怒涛の忙しさ、覚えること、やること、
新しい生活に慣れるまで、一か月間はどこか気持ちが浮き立ちます。
その結果、ゴールデンウィーク頃に疲れてしまって・・
というケースは決して珍しいことではありません。

保育園の先生をしてらっしゃる患者さんから聞きましたが、
4月の間は緊張していた小さな子供たちが、
GWあけは疲れからか、熱を出す、お腹が痛くなる、急にワガママやカンシャク、グズグズいうなど、
具合が悪くなる傾向が必ずあるそうです。
大人でも疲れるのですから、小さな子供は何をかいわんや。
なので、今からできることはとにかく
「頑張りすぎない、無理をしない、疲れたら休む」
を心がけてほしいんですね。
GWの頃は、初夏の気候で頭に熱も昇り、大人でも急に発熱したり、
疲労が続くことで不眠を訴えたり、口内炎やヘルペスなど、
免疫力ダウンから、症状が続けて出るケースがあります。
知らず知らずのうちに、疲れは見えずに溜まっていきますから、
平日は睡眠をたっぷりとることを心がけて、
週末はゆっくり休むことを、重点的に行いましょう。
「疲れを感じる前に、しっかり休む」これは意外と難しいですが、
「春はがんばらない」を忘れずにお過ごしください。
それでは、また次回!