食欲がなく、急に3キロ痩せた70代女性――体の断捨離で“笑顔を取り戻したお話”

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

今日は、70代女性・Tさんのケースをご紹介します。

お名前:Tさん(70代女性)

職業:主婦

来院時の症状

「この夏、食欲がなくて、体重がどんどん減ってしまって…。

ここ2ヵ月で三キロも落ちてしまいました。

特に朝が、胃が重くて食べられないんです。



病院で胃カメラまで飲んだんですが、『異常はない』と言われました。

胃薬をもらったんですが、飲んでもあまりよくなりません。

でもやっぱり体はしんどいですし、夜も熟睡できないことが増えました。

食べなきゃとは思うんですが、すぐお腹が張ってトイレもスッキリでない。

受診したのによくならず、“どうしてこんなにしんどいのか”と不安が強くなってしまいました。」

施術後の感想

「鍼とお灸を受けているうちに、ふーっと体が緩んでいく感覚がありました。

お腹もポカポカして、背中から力が抜けて、深呼吸できた感じ。

終わったあとは頭の重さが消えて、体が軽くなりました。」

・一週間後、二度目の来院時の感想

「前回施術してもらって、まだおかゆですけど、少し食べられるようになりました。

お通じも便秘気味だったのが、リズムが戻ってきた感じ。

食欲がないときは、家族の食事をつくるのもしんどかったのですが、最近は大丈夫です。

家に帰った夜は、ぐっすり眠れて本当にびっくりしました。」

・3度目の来院時の感想

「かなり調子が戻ってきました。

最近は家事も以前の様に、楽にできるようになってきましたし、三食食べられます。

体重も、半分くらいは元に戻ったし、ハリとお灸で回復できてよかったです」

東洋医学から見た“不調の原因”

Tさん、回復されて何よりです。

年齢はもちろん、小柄で細身の方が、3キロも急に痩せると、日常生活もままならなかったでしょう。

Tさんは「良くならないのでは」という不安で、かえって症状を強めていました。

東洋医学では「憂い」が内臓の働きを弱めると考えられています。

実際、心配や不安が続くと、体はどんどん力を失ってしまいます。

今は情報があふれる時代、ネットで検索する人も多いようです。

でも、検索に集中しすぎて、さらに大きな不安にとらわれていませんか?

「悪い方に考えてしまう」のは防衛手段として普通のこと。

ただ、それにとらわれすぎると、心も体もますます動けなくなります。

不安に集中するのではなく、体の流れを整えることに目を向けることをおススメします。

体の断捨離で、かわっていくものがあります

「断捨離」という言葉がありますよね。

これ、体と心も同じなんです。

緊張や滞りをなくして、体の流れがかわると、思考や感覚、そして感性も変わります。

滞りをなくすと、体は想像以上に元気を取り戻してくれます。

Tさんも、3回の施術で体の巡りが整い、食欲や睡眠が自然に戻ってきました。

私がやったことは、不安と緊張で固いカラダを緩めて、息が通るようにめぐりを良くしただけ。

およそ3週間と少しで、回復できたのでよかったです。

まとめ:異常なしといわれても、しんどいときは

「検査では異常なしと言われても、体がしんどい」こんな方は少なくありません。

不安が続くと、気持ちも体もますます固まってしまいます。

まずは、体の滞りを手放して、全身の流れを整えましょう。

その結果、食欲も睡眠も回復して「元気に過ごせる日常」を取り戻すことができます。

もし今、あなたがTさんと同じなら、一人で悩まず、体の声に耳を傾けてあげてください。

ハリとお灸は、カラダの滞りをなくし、不安や不快な感覚の断捨離を行うことができます。

やすはら鍼灸院の施術で、あなたの「健康維持」のお手伝いができればうれしいです。

お気軽にご相談くださいね。