9月はギックリ腰急増!夏疲れ女性に知ってほしい”5分で効く腰痛対策”
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

腰痛持ちさんは、夏の終わりは注意が必要です。
なぜなら、この時季はギックリ腰、いわゆる「急性腰痛」が多いから。
ギックリ腰って、寒い季節に起きるんじゃないの?
というイメージかもしれませんが、そうでもないんです。
9月は特に、こんな訴えが増えます。
「急に腰が痛くなった」
「朝起きたら腰が重くて、動きづらい」
「寝てる間も腰が痛い、だるくて足が重い」

こんな急性腰痛に悩まないために、今からできる予防法を書いてみました。
夏の終わりの「急性腰痛」の防ぎ方
①足のつかれを減らし、こまめにストレッチ
②ギックリ腰予防のために入浴を
③よく噛んで食べ、食べ過ぎは注意
①足のつかれを減らし、こまめにストレッチを
ふくらはぎの疲れを減らし、腰や背中のストレッチをすること。
腰痛もちで、夏は特に足が重だるく感じる方は、おすすめです。
長く続く暑さで、ふくらはぎから下は水分がたまりやすく、足が重だるくなっています。
その状態が続くと、歩き方が変わり、腰も負担がかかります。
なので、足のむくみや重さを和らげ、腰の負担を減らすこと。
ネーミングが悪いですが、仰向けになって手足をぶらぶらさせる、いわゆる「ゴキブリ体操」。
とてもシンプルですが、血流を整え、足のむくみ解消にもつながります。

東洋医学では、腰が重い、固くなる原因は気血の水滞が原因と考えます。
そして、流れが滞って起きるタイプの腰痛は、精神的なストレスも関係していると言われます。
固まったカラダとストレスを発散するには、ちょっとしたストレッチが効果的です。
なるべくカラダを動かし、気持ちも軽くなるような時間を持ちましょう。
無理のない範囲で、滞りをなくす工夫を!
②ギックリ腰の予防のために入浴を
水圧で、腰の血行や下半身の循環をよくすることが大事です。
暑いからと、シャワーだけで済ませていませんか?
浴槽に浸かると、水圧で全身の血行がよくなり、回復力が違います。
固くなった筋肉をほぐし、足のむくみ解消にも効果があるので一石二鳥です。

風呂キャンセル界隈が流行る現代。
疲れてその余裕もない・・という方も多いかもしれません。
また、浴槽にお湯をためると光熱費の負担が大きい、などの声も聞こえます。
が、睡眠が深くなる、ストレス解消になるなど、入浴のメリットは高いのです。
健康を維持する、特にカラダの予防には、多少のお金がかかるもの。
ギックリ腰に悩まされないために、入浴で回復し、疲労を減らしましょう。
③よく噛んで食べ、食べ過ぎは注意
意外に思われるかもしれませんが、食べ過ぎによるギックリ腰はあります!
実際に「食べ過ぎて腰の上部が張って重い」という訴えの患者さんを診たこともあります。
ちょうど、胃の裏側がつっぱり、引きつれるような痛みだと言っていました。

この写真だと抑えているのは、腰のやや上側ですが、この部分が痛む、という訴えでした。
夏の終わりは、暑さ疲れと湿気で胃腸の働きが弱ります。
そこへ、
「たべ過ぎで内臓の働きに負担がかかり、胃腸の働きが弱る
↓
気のめぐりが悪くなる
↓
腰の経絡(エネルギーの流れ)が弱り、腰痛が発生する」
このパターンはちょくちょくあります。
食べ過ぎを防ぐには、よく噛んでたべること。
もちろん、胃を冷やさないよう、冷たい飲み物の摂りすぎも注意が必要。
「なにか腰が重くて動きにくい、このままだと嫌な予感がする・・」
と感じたときは、食事の量を減らしてよく噛んで食べ、腰痛を防ぎましょう。
まとめ:その腰痛、夏バテからきてるかも?充電しませんか?
まだまだ、収まりそうにない日中の暑さ。
暑いなか、腰の重さを感じて動くのは、心身共に負担が大きいです。
・入浴
・バランスのとれた食事
・ストレッチやふくらはぎの疲れをとる
これらをやっても腰痛が軽く成らないときは、まずカラダの充電を。
暑さ疲れの解消と、筋肉をリラックスさせることが必要です。

やすはら鍼灸院は腰にハリもしますが、筋肉に直接刺して、強い刺激をもたらすことは行いません。
当人のリラックスを導いて、固くなったカラダを和らげます。
「なんか、腰が重くて嫌な感じがする・・」
という方は、早めの施術をお勧めします。
夏風邪、夏バテ、夏のギックリ腰を長引かせないために、ハリとお灸で腰の筋肉だけでなく、全身をリラックスさせてみませんか?
気軽にご相談くださいね。