2024年の下半期の運気をあげたい人へ、この夏にやっておくこと:実践編

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

前回に続き「運気をあげる夏の過ごし方:実践編」をご紹介します。

一年で最も暑い日が続くのは7月。

猛暑に負けず、運気をあげるために、ぜひ次の方法を試してみて下さい。

運気を上げる夏の過ごし方

運気を上げる夏の過ごし方は次の3つです。

①超!早寝早起きのススメ

②夏は焦らず、怒らず、ゆったりとすごす

③汗をかかないのはダメ、かきすぎてもダメ

①超!早寝早起きのススメ

夏の間は超・早寝早起き生活をお勧めします。

せめて6時までには起き、日中は動く。

もちろん、夜ふかしは厳禁です。

夏の夜ふかしがだめな理由は、カラダの防御力が落ちるから。

東洋医学では、夜の間に全身に気血がめぐり、陰気を蓄え、カラダの修復をはかります。

ですが、夜更かしして眠りが浅いと、回復が遅れ、カラダに邪気が入りやすくなります。

日中は暑さでダメージをうけますから、そのぶん夜は早く休み、回復時間を取りましょう。

そして日が長いぶん、朝の早い時間から活動するのがオススメ。

ある社長さんの話ですが、彼女は「夏の間は朝4時起き」を導入しているそうです。

誰も起きてない朝は、静かで作業効率もあがり、集中力が違うのだとか。

そのかわり7月に朝早くからはたらくぶん、なんと8月は全部夏休み。

丸一か月間、休養をとるそうです。

かなり思い切った制度ですが、会社の業績はずっと上がり続けているそうですよ。

夏は生活サイクルを朝型にして、活等的にすごすことで、カラダも変わってきます。

超・早寝早起き生活、ぜひトライしてみてはどうでしょうか?

②夏は焦らず、怒らず、ゆったりとすごす

夏は、焦らず、怒らず、ゆったりすごすこと。

人は気温が高くなるにつれて、こんな傾向が出るそうです。

・集中力や意欲が低下する

・眠くなる

・人に対する思いやりや気を遣う行動が減る

・イライラしたり、不快な感情が高ぶり、攻撃的になりやすい

一年の中で、夏はおまわりさんの出動回数が圧倒的に増えるそうです。

暑さでイライラして感情的になるため、事故や事件につながるからだとか。

スマホは暑さでバッテリーが早く減りますが、人も同じ。

なるべくバッテリーが長持ちするよう、工夫をしましょう。

夏に活動的に楽しむと、カラダの中から外へ、陽気が発散できます。

夏は本来、エネルギーに満ち、万物が成長し、繁り、栄えて美しくなる季節。

イライラして消耗したり、疲れすぎて枯れることは、自然の摂理に反します。

負の感情にとらわれないよう、涼を取り入れつつ、たくさん楽しんで、ストレスを発散しましょう。

③汗をかきすぎてはダメ!でも、かかないのもダメ

夏は汗をかいて放熱が必要ですが、汗のかきすぎはご用心。

日本語には「玉のような汗」「滝のように汗が流れる」「じっとり汗がにじむ」「あぶら汗」「冷や汗」など、汗をつかった表現がたくさんあります。

どちらかというと恐怖や不安、負荷がかかる表現に使われることが多いですね。

東洋医学では、汗をかきすぎると気が消耗します。

ストレス発散に運動がいい理由は、汗をかくと、鬱屈した気の発散になるからです。

しかし、長時間の肉体労働やストレスで汗をかきすぎると、今度は気が消耗しすぎて、機能が保てなくなり、生命の危機になります。

夏は大汗をかくほど、ストレスにさらされたり、労働してはダメなのです

かといって、汗をかかない生活も良くありません。

「出るべきものが出ない生活」は病のもとです。

冷えた部屋でゴロゴロして、汗もかかず、動かず過ごすと、体が重くなったり、頭痛や倦怠感が増してきます。

これはカラダが冷えすぎて、気血水の流れが鈍くなったから。

流れの悪いカラダのままだと、陽気をとりこむ働きも悪くなります。

なので程よくカラダを動かし、汗をかいて上手に発散しましょう。

夏場の冷え対策は、ぬるめで15分間入浴し、汗をかいて体温調節をすることがオススメされています。

が、意外とみなさん長くお風呂につかっていられないんですよ。

湯船で15分もヒマ、することなくて飽きる、なんていう人もいます(;'∀')

こんな人こそ、動いて軽く汗をかく方が向いています。

一日のうち、どこかでカラダにじんわり汗をかいて、気分よく発散してみませんか?

まとめ:夏は意外と早く過ぎる。そのために今、やっておくべきこと

運気をあげる夏のすごしかた、いかがでしたか?

・朝早起き、早く寝る

・イライラや焦りは禁物、ゆったり気分よく楽しんですごす

・軽く汗をかいて気分もカラダも発散!

上記の三点で、夏を気分よく過ごして、カラダに気を養いましょう。

女性は、暑さがつのる夏はニガテ、という人が多いです。

なぜなら、熱や暑さなど、陽の性質が強まる夏は、陰の性質が大きい女性にとって、過ごしにくいから。

ですが、夏のあいだに陽気を取り込まないと、秋冬にカラダが冷え、冬の病を予防できなくなります。

夏は意外と早く終わります、今のうちにしっかりエネルギーを蓄えておきましょう。

毎年夏バテしてしまう、暑さで力が入らない、だるさや胃腸が弱るなど、夏に元気がでないかたもいます。

そんなときはご相談ください。

陰陽のバランスをとって、カラダが元気になれるよう、ハリとお灸で調整します。

元気をとりもどしたいかた、夏も冬も元気に乗り切りたい!というかたは、お早めにご相談くださいね。