「年末にむけて、絶対にやらないでほしいこと」3選
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

11月になって、急に冬の寒さが到来。
体に陽気を蓄えないまま、急に冷えこんだため、いまインフルエンザが大流行しています。

風邪は「引きはじめと引き終わり」が肝心。
無理せず、しっかり養生してください!!
年末まであとわずか、ここで無理をして更に体調をくずしてはいけません。
そのために「年末に絶対やらないでほしいこと」をまとめました。
① 高いところの大掃除は絶対にしない
絶対にやってほしくないことは「普段やらない、高い場所の掃除」。
整骨院で働いていた修業時代、年末はこんなケースをたくさん見ました。
・雨どいの掃除をしてハシゴから落ち、踵の粉砕骨折(!)
・日頃やらない風呂場の天井掃除、上をむいたままでいたら首のねちがえ
・大掃除でいつもと違う動き、重いものを持ち上げた瞬間にギックリ腰

日頃やらない動きを、ここぞとばかりやったからか、来られる方は圧倒的に男性でした。
ちなみに、脚立から落ちる事故は毎年多く、骨折例も珍しくありません。

電球の交換をしようとして脚立からおち、首の骨を折るケースも珍しくないのです!
寒くて体が動きにくい時期に、大掃除を頑張る必要はありません。
どうしても必要な場合は、体力のある若い人に任せましょう。
本格的な大掃除は、あたたかくなる春がおすすめです。
② 冬は「大汗をかかない」
東洋医学では、冬はエネルギーをためる季節。
大量に汗をかいたり、肉体労働は気を消耗し、春先の不調にもつながります。
また、精神的に不安な状態が続くのも、気を消耗します。
汗をかいた日は無理せずしっかり休養。
温かくして、安心できる環境で過ごすことが回復への近道です。

(こんな養生は特におすすめです)
しっかり休み、良く寝て栄養をとり、回復につとめてください!
③「焦らず、いつも通りすごす」を心がけて
陽が落ちるのが早い12月は、一年で一番交通事故が多い月。
暗さ・寒さ・年末のあわただしさが、判断力を鈍らせます。

12月の年末特有の空気に、どうしても気がせき、浮き足だちます。
だからこそ「早く帰りたい」「急がなきゃ」などの焦りは禁物。
できるかぎりいつものルーチンですごしましょう。
ノルマは6割達成できればよし!
目の前の一日を安全に終えることを最優先にしましょう。
まとめ:今年の疲れはことしのうちに解消を!
では、まとめます。
・高い場所の掃除はしない
・大汗をかく労働は避ける
・汗をかいた日はしっかり休む
・焦らず、いつものルーチンで過ごす
年が明けて風邪を引いて寝込んだ、という話もよく聞きます。
でもそれは、自分が疲れていることに気づかず、ガス欠状態でいたからかもしれません。
あれもこれもやらなきゃ、の前にまずやること。
それは、自分の溜まった疲れを今年のうちに軽くしておくことです。

年末年始を安心して乗り切れるよう、ハリとお灸でエネルギーチャージ、しませんか?
フル充電して、今年の年末を無事に乗り切りましょう!

