「私、いったいいつ休めるんだろう?」と思ったあなたへ──今すぐやめていい3つのこと
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

あなたは、こんな毎日を送っていませんか?
朝は5時起き、夜11時前に寝る。
睡眠時間は6時間弱。
そんな日々を何年も続けて、気づけばいつも、人のために動いている。
自分の時間は、どこかに置いてきたまま──

疲れたサインが出ても、「まだ大丈夫」と我慢してしまう。
そうやって、必死に頑張っているから、この国はまだなんとか現状を保っているのです。
もし、これらが無かったら、もうとっくに今の日本はなくなっています。
そんなあなたに、読んでほしいこと。
「これをやめて楽になった、ちょっと元気になった」
そんな3つの”楽になる考え”をお伝えします。
ハードな毎日を送っているあなたは、この文章を読む間だけでも、肩の力をぬいてくださいね。
① 「私がやらなきゃいけない」は半分で
私がやらなきゃ、をやめる。
「それができれば苦労しない!」と思われるかもしれません( ;∀;)
でも「私が動かないと何も回らない」と思っていませんか?
「頼むより、自分でやったほうが早い」とひたすら自分がケアにまわっていませんか?

家事や仕事は修業と同じ、一日たつとまた一からやり直し。
終わりがないと感じて、立ちすくんでしまったこと、きっとあると思います。
でもそのときが「私がやらなきゃ」を考え直すチャンス。
「今まで、あまりにも「ケアすることは当たり前」だと思われてきた。(中略)
しかし我慢してのケアなどなく、誰かに対するケアがない状況とは闘わなくてはならない」
と、新聞にありましたが(10月21日産経新聞「令和社会学」より)
ケアとは、他社も自分も大事にする社会のことだそうです。
私がやらなきゃと誰かのケアをし続けるのことは、もしかしたら、別の機会を奪っているかもしれません。
全力投球する必要はなく、”半分でいい”のです。
気の流れは、与えるばかりでは枯れてしまいます。
できる限り「私がやらなきゃ」を手放して、少し力を抜きましょう。
②「寝る時間を後回しにする」のをやめる
疲労回復のために、夜はとにかく寝る!
それが最優先、後回しにしてはいけません。

こんなエピソードを話してくれた方もいます。
「家族に“9時には寝るから!”って宣言してます。
起きてると、なんやかんやと話しかけられて、結局タイミング逃して休めないんですよ。
だから9時になったら、すべて放置して先に寝てます。
その代わり朝5時におきて、まずは一人時間を愉しみます。
LINEにも『9時以降は返信ムリ』って書いてます(笑)
コーヒー飲んだり、スマホを見たりしてゆっくり過ごしたあとで、昨日の家事をやってます。」(40代女性)
「疲れたら、子どもと一緒に9時に寝ちゃいます。
読み聞かせは“必殺・一行飛ばしの術”でやってます(笑)。
終わったら電気を消して先に寝ちゃってます。
じゃないと、カラダもたないです!」(30代:二児の母)
一見「ちょっと雑だな」と思いましたか?
でも、これでいいんです!
睡眠をしっかりとるには「できるかぎり、日々のリズムを崩さないこと」。
睡眠時間を削るのは、体に借金をしているようなもので、確実にパフォーマンスは落ちます。
昼は起きて動き、夜はなるべく同じ時間で寝る。
寝ることを最優先して、何か一番大事かを考え、実行する。
日常のリズムの中で、なるべく疲れないために、夜更かしはやめること。
それが一番重要なことです。
睡眠時間と日常のリズムを保ち、寝るのを後回しはやめましょう!
③ 「がまんして後回し」をやめる
ぜひ、「自分のことはがまんして後回し」はやめましょう。
「自分のための時間がないけど、しかたない」
「自分がやらなければ、何もまわらない」
それ、本当にそう思っていますか?
たしかに、自分のことは後回しにして頑張って今があります。
ただ、それが積み重なり、我慢を続けていると、体も心も硬くなってしまいます。

後回しを続けて、悪化してからでは遅いです。
頑張りすぎて、自分のケアは後回しになっている!
そう思ったら、まずは自分のことを最優先してください。
“がまん”は癖になりますが、そのぶん“自分をいたわる”ことも癖にしてみてください。
日常をうまく乗り切るために、まず「自分が先」で元気で健康でいることが大事です。
たまには”がんばらないを頑張る”
当院に来られる患者さんは、我慢の限界を感じて「施術をうけに来ました!」タイプが多いです。
「これ以上悪くなる前でよかった、限界前に気づけてよかったね」
と言いながら、施術をしています。

施術が終わりに近づくにつれ、体がゆるみ、余分なものを吐き出したくなるのか?
日々の出来事や、たまっていた思いを自然と話してくださることがあります。
「休んでいるのに休んだ気にならない」「休み方がわからない」
そうおっしゃる患者さんもおられます。
そんな患者さんには「たまには”がんばらないを頑張る”のも必要です」とお話します。

猫を見習って(?)写真のように、何も考えず休む機会をとりましょう。
タイミング、休み方を決めるのは、誰でもない自分。
無理を続けてしまうのは、「休むタイミング」を逃しているだけかもしれません。
体がゆるむと、気持ちもほどけて、ものの見方も変わってきます。
そんな時間を、ここで過ごしてもらえたらと思います。
いつ休めるの?と思った方、よろしければいつでもガス抜きにいらしてください。
もし、施術に来てくださることが「がんばらない」「自分を後回しにしない」につながるなら、嬉しいです!