病院6時間待ちが当たり前の未来?50代が今すぐ始めるべき“攻めの予防”
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

10年前、師匠にこんな質問をしたことがあります。
「この先、日本はどうなっていくのでしょうか?」
返ってきた答えは、衝撃のひとこと。
【ひどくなるか、もっとひどくなるかのどちらかよ】。
それから10年。
私たちの暮らしはどう変わったでしょうか?
あなた自身は、今の世の中をどう感じていますか?

医療に“限り”があることに気づいて
個人的には、これからは時計の針が逆回転するように、不便な時代に戻っていくのだと思います。
とくに医療は、これまでのように気軽に頼れるものではなくなっていくでしょう。
診察に6,7時間待ち、救急車が有料、医療費は4割負担。
「お金がない人は病院にかかれない」──そんな未来も、決して大げさではありません。

医療に“限り”があることを、私たちはもっと知るべきです。
だからこそ大切なのは、病気にならない工夫。
未来を守る最大の武器は「予防」です。
病気にならない予防とは?
更年期世代の予防は、「継続した運動」が一番の薬です。

実は世界中の論文でも、“老化対策に一番効果があるのは運動”との報告があります。
50代からの体は、これまでの延長線では守れません。
現代は、時間に追われる分、カラダと向き合う時間が減り、不調に気づきにくくなっています。
疲れやすい、眠れない、やる気が出ない…
それを“年齢のせい”にしてしまうと、気づかないうちに生活の質は大きく落ちていきます。
運動といっても、ただ動いていればいいわけではありません。
「犬の散歩で30分歩いてる」「家事で動いている」「仕事で歩き回ってる」
これらの反論もあるかもしれません。
ですが、やっているそれは“守り”の運動です。
必要なのは、緊張や集中力のないままやる運動ではなく、“攻めの姿勢”で体を動かすこと。
攻めと言っても、激しい筋トレやマラソンではありませんよ。
「未来の自分を守るために、主体的に意思をもって、体を動かすこと」が攻めの姿勢です。

自分の体のために“攻めの運動時間”をつくる。
これが、これからの時代を生き抜く鍵になります。
攻めの予防のためのコツ
とはいっても、不調を抱えたまま運動を始めるのは簡単ではありません。
大切なのは、楽しさを取り入れることです。
患者さんの中には、50代からゴルフを始めて10キロも減量し、血液検査の結果まで改善した方がおられます。
ある知人は50代で運転免許を取り、週末のドライブで外出の機会が増え、「出先でたくさん歩くことが増えた」と笑っていました。
つまり、体を動かすことを「義務」ではなく「楽しみ」に変えること。
楽しさがあるから続けられる、続けるからこそ未来の自分を守れる。
それが本当の「攻めの予防」です。

とはいえ、これが少し難しい!
誰もがすぐに行動できるわけではありません。
「やる気はあるけど、体がついていかない」「不調があって動き出せない」
そんな方も多いでしょう。
でも、まず一歩をはじめてみること。
最初の一歩は、小さくてもいいのです。
ラジオ体操でも、その場で筋トレでも、動画をみながらカラダをひねってみるでも、何でもよし。
大切なのは、時間をつくって自分の体に向き合うこと。
運動のための時間を作り、カラダを動かすこと、それが大きな前進となります。

未来の自分を守るのは、あなた自身です。
10年後も元気に笑って過ごすために、今こそ“攻めの予防”を始めませんか?
これからの時代、医療に頼るだけではもう足りません。
汗を流し、呼吸を深め、気分が良くなるための運動習慣を取り入れること。
もし痛みや不調で運動が難しいなら、私たちの出番です。
痛いところがあって動かせないのであれば、体を軽くし、「攻めの予防ができる体」へと導きます。
筋肉のバランスを整え、眠れる体をつくり、動きやすさを取り戻す。
鍼やお灸で体を軽くすれば、運動のハードルはぐっと下がります。

深く眠り、キレのよい動きができるよう、ハリとお灸で体のリラックスを導きます。
50代からでも、未来の体は変えられます。
いえ、50代だからこそ、未来に向けてカラダを変えていきましょう。
病気にならない予防として「運動」と「ハリとお灸」で身体を変えたい。
そんな方は、いつでもご相談くださいね。


