夏の終わり必見!8月後半の体調管理3つのコツ

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

8月も後半、まだまだ暑さは残っていますが、暦の上では秋の入り口。

でも、8月後半は、体調をくずす方が増えます。

夏の終わりに増える3大不調

  • 呼吸器系の夏風邪(咳・喉の痛み・声が出ない)
  • じんましんやアトピーなどの肌トラブル
  • 胃腸炎や消化不良

最近、コロナ感染者も増えています。

他にも喘息や、声がかすれて出ないなど、呼吸器系トラブルの方も増えています。

今年は特に、猛暑と湿気のダブルパンチで体の回復力が低下しています。

9月にかけて長引かせないよう、今からカラダを立て直しましょう。

「夏の終わりに体を立て直す、3つの方法」

オススメはこの3つです。

①胃腸に優しい食事を心がけて

②足首と肩周りを冷やさずに

③首や肩のコリをしっかりほぐすこと

①胃腸に優しい食事を心がけて

暑さ疲れで弱った胃腸は、消化に負担がかかるとさらにダメージを受けます。

東洋医学では、湿気は胃腸を弱らせ、手足がだるくなりやすいと考えられています。

台風やゲリラ豪雨が多いこの時期は、特に温かい食事で胃腸を守り、体力を温存することが大切です。

ある患者さんはスイカが大好物でした。

が、夏の終わりにいつものように食べたところ、ジンマシンを発症!

かつ、お腹もこわしてしまったそう。

それ以来「アレルギーかもと思うと、食べられなくなった」と嘆いていました。

思いがけないことで好きなものが食べられなくなる、それは避けたいですよね。

・おかゆや温かいスープ

・白身魚や豆腐など脂肪の少ないタンパク質

・温野菜や煮物でビタミン補給

などなど、夏の終わりの食事は、消化の良いものをお勧めします。

②足首と肩周りを冷やさずに

「エアコンの中にいて、体が冷えていたことに気づかなかった」

これ、けっこう多いです。

なので「ポイント温め」で冷えを防ぎましょう。

足首と肩まわりは冷えの入口ですから、ここを温めるのがコツ。

以前も書きましたが、足首周りのあたためは、喉や呼吸器の予防になります。

先日「声がカスカスに枯れて出ない」方の足を触ったら、実にヒンヤリしていました。

末端までエネルギーが届かないくらい、カラダが冷えている状態。

これを解消しないことには、カラダ全体の回復も遅れます。

・就寝時のレッグウォーマーや靴下

・薄手のカーディガン

・夏用のハラマキ

これらをつかって末端や肩を温め、お腹を冷やさないこと。

腹巻が無ければ、一枚タオルをあてるでもよし、意外に温まるのでおススメです!

③首や肩のコリをしっかりほぐすこと

ストレッチポールや、背中をほぐす体操で、コリや固さを和らげることがおススメです。

例年、8月終わりから9月にかけては、台風が発生します。

台風による気圧の変調で、頭痛や耳鳴り、めまいなど自律神経症状を訴える方が増えます。

最も多い訴えは「息が吸いにくい」こと。

台風は自然にとって、”変化をもたらす必要なもの”ですが、不調を感じている人にとっては天敵。

この時季に背中や肩がこったり、固いままだと、息苦しさが増します。

今から背中の重荷をしっかりほぐしておきましょう!

夏の終わりのリセットに、季節の体調回復はいかがですか?

ではまとめます。

・胃腸に優しい食事をとる

・足首、肩周りをひやさずに

・背中や肩、首のコリはしっかりほぐして

夏の疲れを長く引きずらないよう、そして何よりも夏風邪をこじらせないこと!

9月に向けて「ご自愛強化週間」でお過ごしください。

夏バテで元気が出ない、胃腸もイマイチ、カラダが重たい・・

という方は、ハリとお灸で身体全体を軽くすることができます!

五十肩・冷え性・乾燥肌

写真は首のうしろのツボにハリをあてているところ。

ここから背中のつまりや、呼吸器のツボ周辺をやわらげ、体を温めます。

夏バテかも?と思われた方、もし、咳や声が枯れて呼吸器トラブルがあるかたは、ご相談ください。

夏の終わりを無事にすごせるよう、回復にご協力しますよ!