気力がわかない冬、疲労や憂鬱さを改善する3つのポイント
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

松の内も明けて、通常の生活が始まりましたね。
でも、「なんだか気分が乗らない」と感じていませんか?
どことなく暗い気分が続く
イライラや落ち込みが交互にやってくる
気だるさや無気力で身体を動かしづらい

私も冬はこんな気分になりがちです。
そこで今回は「冬のドンヨリモード」の解消法をご紹介します。
冬の落ち込みはココを見直す!
まず、落ち込んだ気分が続くときは、「質の良い睡眠をとる」ことが何よりも大切です。
睡眠不足は、落ち込みや不安を感じやすくするという研究結果があります。

以前、あるドクターからこんな話を聞きました。
「睡眠は思っている以上に大事。
途中で目が覚めたり、睡眠の質が悪いときは、いつも以上に長めに寝ることを心がけて。
人は3日間眠れていないだけでメンタルが崩れることもある。
規則正しい生活はもちろん重要。
だけど、眠れない日は身体を温めて少し長めに休むだけでも気分が安定するよ。」
睡眠の重要性が伝わったでしょうか?
特に冬は眠りが浅くなりがちな季節。
これは日照時間の短さが関係しています。
冬に眠りが浅くなる理由
冬は日照量が少なく、「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌量が減少します。
そのため、眠りが浅くなりやすいのです。
また、寒さで身体が冷えることで、快眠が妨げられることもあります。
不眠を訴える女性は多いですが、冷えやすい冬はとくに、眠れなくて困っている方も多いです。

布団から出ている部分を温めることで、睡眠の質が改善します。
足元にゆたんぽをおいたら、ぐっすり眠れた、と話してくださった方がいました。
寝るときに肩が冷えるので、肩回りを温かくするグッズを購入したところ、四十肩の痛みが和らいだ、という人もいます。
自分で思っている以上に、カラダが冷えていることに気づいてない方も多いです。
睡眠の質を上げるために、環境を整えることも重視してください。
湯たんぽや電気毛布、加湿、レッグウォーマーなど、使えるものはどんどん使いましょう!
東洋医学に見る冬の健康法
東洋医学では、冬に健康を保つために次のような方法を推奨しています:
- 早く寝て遅く起きる
- 大汗をかかない
- 身体を温かく保つ
- 心穏やかに過ごす

特に注目したいのは、一番最初の「早寝遅起き」。
夜更かしではなく、早く就寝することが大事です。
眠れないからと、長く起きているよりも、布団に入って身体を温めるほうが、入眠の質が良くなります。
上記に書いたように、睡眠ホルモンの分泌が減る分、長く眠ることでその影響を補いましょう。
睡眠不足で起きるサイン(私の場合)
私自身、睡眠が6時間以下の日が続くと、次のようなサインが現れます:
- 背中に悪寒を感じる
- 首の周囲がガチガチに凝る
- 気分が落ち込みやすくなる
- 指先や足が冷えて仕方がない
- イライラして甘いものを食べ過ぎる
特に最後の「甘いものの過食」は、悪循環とはわかってるんですけどね。

口内炎や、胃もたれと一緒に、後悔がセットできます。
なのでなるべく睡眠不足はさけますが、時々は気分を緩めることも必要、と自分を甘やかしています。
もし、過食や不眠など、悪循環が続いているなら、睡眠の質や時間、生活の環境を見直してくださいね。
まとめ:睡眠のために見直すポイント
では、まとめます。
質の良い睡眠をとるために、見直すポイントは3つです。
①睡眠環境を整える(冷えをさけて、カラダを温める)
②冬は日照時間が短いため、できるだけ太陽の光を浴びる
③過食を避け、睡眠の質や生活リズムを見直す
冬の憂うつな気分や無気力感は、睡眠不足や質の低下が大きな原因です。
早寝遅起きを心がけ、睡眠時間を普段より長めに確保することで、心身のバランスが整います。
温かい布団でしっかり身体を休め、冬のドンヨリモードを乗り越えましょう!
やすはら鍼灸院では、睡眠改善に関するご相談も承っています。
カラダが冷えて、眠りが浅いとお悩みのかたは、ぜひお気軽にお越しください!