「パソコンの画面、目が疲れて見えにくい」デスクワークから逃れられないあなたに、今すぐやってほしい疲れ目の解消法

こんにちは、やすはら鍼灸院です。

40代をすぎて、こんな目の症状に悩んでいませんか?

・常に目が疲れて、重たい

・目がしょぼしょぼする、かすむ、乾いてみえづらい

・文章を読もうとすると、ハッキリ見えず集中できない

目が疲れて、見えづらいのは不便ですよね。

疲れ目でお悩みの方に、楽になる方法をお話しします。

疲れ目の原因とは

疲れ目が起こる原因は、この3つです。

①度数があっていない

②目の使い過ぎ

③ストレス

①度数があってない

メガネやコンタクトを使用してもみえにくい、目が疲れる人は、

度数があってないことがたびたびあります。

「コンタクトの度数やレンズを変えたら視界がクリアになった」

「照明を変えたら文字が読みやすくなった」

こんな話は珍しくありません。

また、体調不良が原因で見えづらいケースも珍しくないのです。

まずは眼科でしっかり検査を受けましょう。

目の疲れが続くと、首や肩が緊張して姿勢が悪くなるなど、

全身への影響も大きいです。

「ハッキリ見える」ための工夫を、改めてチェックしてみましょう。

②目の使い過ぎ

ずばり、現代人は目の使い過ぎです。

仕事でもパソコンやタブレットを使用し、家に帰ってからはスマホ。

この生活が当たり前になっていますが、そのぶん、目を使いすぎています。

スマホやパソコン、タブレットの液晶画面からは可視光線(ブルーライト)が出ています。

ブルーライトは目の奥まで届き、画面を見ている間はずっと、光にさらされます。

また、画面を見続けると、まばたきの回数が減って、眼球の表面が乾きます。

これらが原因で、光を調整する目の筋肉が疲れ、よけいに見えにくくなります。

この状態を毎日続けているのですから、目がしょぼしょぼしたり、見えづらいのは当たり前。

目を使ったぶん、休めることも必要です。

③ストレス

精神的なストレスが原因で、見えにくくなる、急激な目の疲れを感じるケースがあります。

コロナ禍では、心因性の「目が見えにくい」女性の訴えが非常に増えたそうです。

「かすんで見える」

「ゆがんで見えづらい」

「まぶたが重くて目が明けにくい」

こんなふうに、見え方や感覚が変だと思うときは、ストレスへの対処も必要です。

状態が長引くにつれて不安や不便が大きくなるので、

初期のうちに眼科に相談しましょう。

ストレス解消のためには本人の努力以外に、周囲の理解や協力も大事です。

東洋医学からみた疲れ目の原因

東洋医学からみた目の疲れは「血(けつ)の不足」が原因です。

なかでも目は特に、血を多く必要とします。

新鮮な血が目に流れ、潤いや栄養を与えて、脳が「見える」と感じますが、

血そのものが少ないと目を養えず、疲れや見えにくさにつながります。

目に血が流れるよう、調整しているのは”肝”という臓器ですが、

この肝は、ストレスにとても弱い臓器。

ストレスを感じると肝がうまく働かず、目だけでなく、全身の血の流れも悪くなります。

肩こりや頭痛など全身症状につながりますから、肝の元気をとりもどすことが必要です。

目の疲れの対処法

まず、血の不足となっている状態から、回復しましょう。

血の不足を補うコツはこの3つです。

・夜はデジタルデトックス、充分な睡眠時間を

・外出して日光を浴びる

・ストレス緩和に目の周囲をマッサージ

夜はデジタルデトックス、充分な睡眠時間を

まずは「夜更かしせず早く寝る」ことに努めましょう。

東洋医学でも、人のカラダは夜に陰気と血を養うとされています。

肝が働かず、血のめぐりが悪い体質は、朝が苦手な人が多いです。

  • 朝、シャキっと目覚められない
  • 起き抜けにボーっとする、動けない
  • 頭が動き出すまで1時間くらいかかる

こんな特徴はありませんか?

これも寝ている間に血を養えず、全身の血のめぐりが弱いからです。

寝る30分前はスマホはゲームをやめ、デジタルデトックス。

夜遅くまで起きて、血を消耗し続けてはいけません。

しっかり眠って頭を休め、血のめぐりを回復させてください。

外出して日光を浴びる

目が疲れたら、外出して日光を浴びましょう。

近年の研究では、日光を浴びると近視を予防できるそうです。

目の筋肉の緊張を緩ませ、疲労を減らす作用があるそうですよ。

現代人は、太陽光を浴びる機会が減っています。

スマホやタブレットなど、デジタル機器はそもそも室内でつかうもの。

外に出てカラダを動かす機会が減っているんですね。

東洋医学では、日の光は陽気といい、生きていく上でかかせないものです。

ある会社で太陽光に近い照明器具をとりいれたところ、会社の業績がアップした、という話があります。

延々と続くデスクワークで運動不足、血が不足して冷えているカラダには、

特に陽気を取り入れることが必要なんですね。

今、目の疲れを感じて見えにくい方、目の不調を感じる方は、

まずスマホをおいて、太陽光を浴びてみませんか?

陽気がカラダに満ちると、全身の血がめぐり、目の疲れも解消しますよ。

ストレス緩和に目の周囲をマッサージ

ストレスをやわらげて、目の負担を減らしましょう。

オススメは、目の周囲のマッサージです。

目の周りをホットタオルで温めたり、眉間や鼻梁、コメカミなどを心地よい程度に押して、緊張をほぐしてください。

目の血行がよくなると、脳の血流も良くなり、全身の血のめぐりも良くなります。

視界がクリアになると、体調も、考え方も違ってきますよ。

東洋医学では、血を消耗しすぎると、精神状態が不安定になると考えます。

ストレス性の目の疲れやみえにくさを訴える人は、

真面目で几帳面、1人で抱え込みがちな傾向もあるそうです。

思考のくせはなかなか変えられませんが、

色々と感じすぎている時は、血を大きく消耗しています。

そんな時こそ、目の周囲のマッサージをして、血を養いましょう。

見え方がクリアになると、思考も、体調も必ず変わってきますよ!

まとめ:たかが疲れ目と思わずに

疲れ目の対策は

  • スマホやタブレットを夜はみない、しっかり睡眠をとる
  • 日光浴で目や、全身を活性化させる
  • 目の周囲をマッサージして、疲れも感情もリセットする

人は情報の8割を見ることから得ています。

目が疲れすぎると、情報をうまくとらえられず、感覚や感情に影響が出ます。

たかが疲れ目と思わず、目の疲れをなくすことを心がけてくださいね。

ハリとお灸は、血のめぐりをよくして、目だけでなく、

全身の疲れや感情のモヤモヤを解消します。

施術が終わると「視界が一気に明るくなって、見え方が違います」と仰った方もいますし、

表情が明るくなり、元気に帰っていかれます。

あなたの目の輝きを取り戻してみませんか?

つらい目の疲れでお悩みの方は、ぜひご相談くださいね。