「寝たいのに4時に目が覚める」4月5月に多い不眠の原因とは
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

4月・5月になると、不眠の相談が増えます。
・夜中に何度も目が覚める
・寝ても疲れが取れない
・朝4時頃に目が覚めてしまう
「更年期だから、仕方ないんでしょうか」
と仰る方もいますが、それだけとは限りません。
もし今、上記の症状でお悩みの方は続きを読んでみて下さいね。
4月5月に不眠が増える理由
この時期の不眠には、「熱」の影響が大きく関係しています。
東洋医学での「熱」とは暑の気とあらわし、暑さがカラダに影響して不調を齎すことを言います。
実際、年々暑さが早まっていますし、2026年も暑さがかなり厳しそう。
暑さ疲れで、眠りが浅くなることはじゅうぶん考えられます。
でも、それ以外の「熱」もあるのです。
それは頭を使いすぎることで起こる“内側の熱”。
40~50代の女性は、この時季、こんなストレスが一気に重なります。
・気温や花粉、寒暖差による体力の消耗
・仕事や家事、介護などが重なる忙しさ
・新年度による環境の変化やストレス

その結果、頭が休まらない状態が続き、疲れているのに眠れない」状態になってしまいます。
「脳が煮える」という表現があるように、常に頭を使って、色々考え続けていませんか?
常に”次やること”を考える生活が続くと、オーバーワークで頭の奥が休まりません。
結果、脳疲労と共に体力も消耗し、眠りが浅い、寝つきが悪いなど、不眠を感じやすくなるのです。
「頭の熱を逃がす」という考え方
以前、勉強会で先輩の先生がこんなことを言われました。
「頭のフタをパカッと開けて、熱を逃がす」
もちろん実際に開けることはできません。
これは働き続けている脳を、刺激を与えて切り替え、休ませるという意味です。

上記にかいたように「熱」は、単なる暑さだけではありません。
・長時間のスマホやパソコンによる刺激
・呼吸の浅さ(鼻づまりなど)による酸欠
・睡眠不足の積み重ね
こうした日常の負担が重なり、頭に熱がこもっていきます。
正直なところ、これらを一度に変えるのは大変です。
仕事や家のこともあり、すぐに生活を変えられない方がほとんど。
そんなかたに、すぐできることを一つだけお伝えします。
頭の熱の飛ばし方:実践編
おススメは軽く汗をかくこと。
汗をかくことで、頭にこもった熱を外に逃がすことができます。

東洋医学では「汗」は「心の液」と表します。
ここでいう「心」とは、気持ちや頭の働きのこと。
軽く汗をかくことで、リラックス、または気持ちが高揚すると、頭の内側にこもった熱を発散しやすくなります。
試しに、足湯や軽い入浴で、じんわり温まってみて下さい。
意外とそれまで感じていた頭の中のモヤモヤが、晴れます。
ただし大切なのは「やりすぎないこと」。
・激しい運動はしない、長時間はやらない
・大汗をかく入浴は却下
・心臓や肺に不安をかけて呼吸を乱さない
無理をすると、かえって疲れとなりますので、程々が大事です。
頭の奥にこもった熱の飛ばし方:ハリとお灸編
不眠は「我慢するもの」でなく、実際は思っているより疲れがたまっているサイン」です。
以前50代の患者さんが別の症状でこられました。
でもお話を伺うと、「夜中に2回くらい目が覚める」とのこと。
夜中に目が覚めるせいで、日中もだるさが続いていました。
疲れすぎて、続けて眠れる体力がないと、どうしても目が覚めてしまうのです。

施術は
・続けて眠れる体にすること
・頭にこもった熱を逃がすこと
この2つを目的に、ハリとお灸を行いました。
あとから「その日の晩、久しぶりにぐっすり寝られました」との連絡がありましたが(^^♪
施術したことで、始めに悩んでいた症状も、解消したそうです。
一度しっかり眠ることで、気持ちも体も、大きく変わっていくのです。

眠れない、目が覚める、毎日不眠でつらい、という方は、まずはいったん、頭の熱を取り去ってみませんか?
これから5月にかけて、熱がだんだん高まっていきます。
初夏にむけて、体力を温存するためにはしっかり眠ることが重要。
まずは、そのために頭の内側の熱をとり、体調を整えましょう。
不眠にお悩みのかたは、ご相談くださいね。

