年末年始の“強制オーバーワーク”から自分を守る3つの習慣
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

12月は、日本人にとって一年で一番忙しい月。
やることを考えて張り切っている人、年末進行で憂鬱になっている人、様々ですが、気分も体調も揺れやすい時期です。
忙しさに加え、寒さが強まるこの季節は、体調管理の「守り」がとても大切。
頭痛や肩こり、背中の詰まり感など、不快感が出やすくなり、頑張りすぎて寝込んでしまう方も少なくありません。
年末年始に倒れないために、今からできる3つの習慣をご紹介します
①できることはどんどん後回しに
12月に入ったら、仕事のペースを下げましょう。
なぜペースダウンを狙うかというと、年末年始の落差から身をまもるためです。
年末ぎりぎりまで走り続け、休みに入った瞬間に体がストンと崩れる、そんな経験はありませんか?
私も昔、元旦の夜から発熱してしまい、文字通り「寝正月」をすごしたことがあります。
あの頃はまだ結婚したてで、若かった(笑)
そんなことをしても、誰かがほめてくれるわけでなし、自分がしんどいだけ!
と当時の自分にツッコミたい(;・∀・)
あれ以来、余計なことはしない!と年末行事は可能な限り放置です(-_-メ)

そうでなくても現代は、家庭と仕事の両立で苦労している女性がたくさん。
女性はそもそも、陰のエネルギーが強く、12月は一年で最も陰気が深まる時期。
だからこそ「動かなきゃ」と奮い立ちやすい反面、気力を大きく消耗しやすいのです。
無理を積み重ねると、1月に入ってから
「気力がわかない、抜け殻のようになった」
「新年になってから、だるくてやる気が出ない」
ということも起きやすくなります。
大掃除なんて、できる余裕のある人がやればいいだけ。
時代は変わってきています、”本当にやらなきゃいけないこと”だけに絞る勇気を持ちましょう。

「でも、やることが増えていくんです…」という声も聞こえてきそうですが、時間は生み出すもの。
“やらない”を増やすことが、体調管理の第一歩です。
②朝5分でいいので、直射日光を浴びる
これは「夜、深く眠り、体内にエネルギーを蓄える」ために必要なこと。
冬の夜中に目が覚めると、寒くてそこから眠れない・・というケースも少なくありません。
朝、直射日光を浴びることで、脳内にホルモンが分泌され、睡眠の質が向上します。

東洋医学では冬の養生は「閉臓」といい、体の奥に陽気を蓄えることが大事、と説いています。
大汗をかいたり、精神的に疲労したり、消耗しないこと。
そのためにも、夜は深く眠り、日中の疲労を回復させることが必要。
深く眠れることで、日中に動くための「気力」や「体力」も満ちてきます。
「がんばりたくても体がついてこない…」という状態から抜け出すために、朝の習慣がおススメです。
③温めすぎず冷えすぎず!足元の冷えはこまめに解消
冬の養生はもう一つ、カラダを冷やさないことも大事です。
冬の悩みは何と言っても冷え性、特に足元からくる寒さで、末端冷え性に悩む女性は多いですね。

でも、温めすぎは禁物、温めすぎると汗をかき、毛穴が開きます。
そこから邪気が侵入し、風邪となるケースもあるため、極度に温めすぎず、冷えすぎずが大事。
寒いからといって動かず、運動を避け、ひたすら温まり続けるのは冬はむしろ逆効果。
・朝食と睡眠はしっかりとる(体温が上がります)
・足つぼや青竹ふみ、ウォーキングなど、足を刺激し、末端の血行を上げる
・こまめに動き、足腰を鍛える
・入浴で冷えを避け、代謝を保つ
など、冬の温めはしっかり行いつつ、足元の冷えを解消しましょう!
まとめ:年末から春にかけての体調管理がだいじ
では、まとめます。
12月に入ったらやること、これらがおススメです。
・朝いちばんで直射日光をあびて
・可能な限り仕事は後回しでペースダウン
・朝食と睡眠をとり、体温をあげ、足の冷え性対策にカラダも動かす

今の時期から、ちょっとした工夫で「1月から倒れない自分」をつくってくださいね。
忙しい中頑張りすぎて、春になってダウンしちゃうケース、特に女性は多いです(>_<)。
だからこそ、オーバーワークに飲み込まれず、今の時期からの体調管理がとても大事。
当院も12月は患者さんが「年末進行で疲れました!」といらっしゃることが多いです。
そんな方にはお灸マシマシで(笑)、冷えを解消し、血行をよくする施術を行っています。

まずは「今年の疲れ、今年のうちに」解消して、年始をゆっくり過ごしませんか?
いつでもお待ちしております!

