夏の終わり、カラダがだるくて、咳がとまらないあなたへ
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

8月の終わりから9月にかけては、咳や声枯れ、のどの痛みといった呼吸器系の夏風邪が流行します。
私自身も呼吸器系があまり強くない体質。
咳が続くときによく実践しているセルフケアを、3つご紹介します。
①シップやカイロを背中にはる
咳が続くと背中の筋肉がこわばりやすいため、シップやカイロで筋肉をゆるめます。
特に、肩や首の後ろは呼吸器系のツボが集まる場所。
血行が良くなることで、咳の響きが和らぐ感覚があります。

ただし、夏場はカイロの使用が難しいため、シップを活用するのがおすすめ。
※長時間の使用や汗によるかぶれには注意してください。
また、体質によっては喘息を誘発する場合があるため、使用方法を守って適度にご利用ください。
②足首を冷やさない
足首を温めることで血行が良くなり、体の緊張がほぐれて咳が出にくくなります。
足は心臓から最も遠い場所。
ここが冷えていると上半身に熱がこもり、ちょっとした温度差で咳が誘発されやすくなります。
咳が続いているあなたは、まず足首をさわってみてください。

もし、冷たく感じるなら靴下やレッグウォーマーで温めましょう。
温まることで、カラダもリラックスするため、咳の誘発をおさえます。
エアコンの中で寝ているなら、足をひやさないよう、長ズボンで防御も忘れずに!
③何より、体力の回復を
咳が続くと、体力を消耗します。
何より大切なのは「積極的に休むこと」。
私は咳がひどいときは、すべてを放り出して、しっかり寝るようにしています。
クスリを飲んでひたすら寝る!と開き直っていますし、それでいいんです。
日頃がんばっている自分に、こういうときこそ休息をプレゼントしてください。

「せき込みながら家事をする」のは、自分で回復を遅らせてしまうようなもの。
ほんのひとときでいいので、思いきって「休む」を取り入れてみませんか?
ながびく咳の原因と、咳をとめるためにできること
「病院で検査しても異常はないと言われたのに、咳だけが止まらない」
そんな経験をされた方は少なくないのではないでしょうか。
この原因はズバリ、ストレスからくる疲労がかかわっています。

修業時代、夏に2週間以上咳が止まらなかったことがあります。
病院に行っても問題なしといわれ、吸入薬も無し。
もちろん人体実験として(?)ハリやお灸も色々ためしました。
咳が止まるツボに、ヤケド痕がつくほどお灸をしてみたり、吸い玉を受けたり。
背中に鍼をうってもらったのですが、それでもなかなかおさまらず。
接客業のため上司に嫌な顔をされ、文句を言われてストレスはMaxに。
(今から思えば、それがストレスの原因だったのでしょうね)
ところが、その後ほんの数日間、実家に帰ってゆっくり過ごしたところ、少しずつ咳がおさまってきたのです。
振り返れば、安心できる環境で心身を休めたことが大きな転機になったのだと思います。

咳というと「のどや肺の問題」と考えがちですが、実は メンタルの状態 とも深くつながっています。
この咳をおさめるには、ストレスを緩和し、リラックスや安心感をもたらすことが必要です。
咳がながびいたとき、まず必要なこと
長引く咳を早く治めるには、、体だけでなく「心を休めること」も忘れずに。
安心できる環境で休むことが、何よりの薬になるかもしれません。

そうはいっても、日々忙しく、ゆっくり休めない!
夏の終わりに咳が出っぱなしで、つらくてそれどころじゃない!!
という方は、深い呼吸ができる身体になることをおススメします。

吸い玉治療は背中の筋肉をゆるめ、血行がよくなる施術です。
また、お灸やハリはリラックスをもたらし、ストレスをやわらげます。
施術をうけたかたからは、こんな感想をいただきます。
・背中だけでなく、全身がぽかぽかして温かくなった
・息が通る感じがする
・胸の奥から咳がでてたのが、だんだん軽くなって上に上がってきた感じ。息が吸い込みやすい
咳が止まらないという方、夏風邪が長引いている方はいかがでしょうか?
少しでも回復が早まるよう、これらの施術で応援しています。
長引く咳から解放されたい!という方は、気軽にご相談くださいね。