「息が吸えない、はけない、のどがつまる」コロナ禍で増えた、女性の息苦しさの対処法

こんにちは。やすはら鍼灸院です。

当院の患者さんは、息苦しさを訴える方が良く来られます。

「息が吸えない、胸がつかえるような感覚がある」

「吐こうとしても息が出ていかない」

「ストレスがたまると、喉の奥が締めつけられる感じがする」

コロナ禍以降、このような症状で、来院される女性が増えています。

これらの不調を解消する方法を考えてみました。

息苦しさやのどの違和感を感じたときの対処法

対処法は次の3つをお勧めします。

①「一人で抱え込まず、しゃべって吐き出すこと」
②「ストレス源から距離をとること」
③「カラダを動かしたり、感覚に集中すること」

特に、①が大事。

「逃げるは恥だが役に立つ」の漫画家、海野つなみさんが、漫画のあとがきでご自身の体験をかかれていました。

「病気になったことは、ショックだった。

でも、心配してくれたみんなが優しくて(中略)

人と話すことで、自分の中で【あれ、これ普通のことなんじゃないか】と思えて。

人に言えずに独りで抱えていたときが、一番怖くて重かった

この言葉のように、不安や心配を「言葉」にして外に出すこと――誰かと話すこと――は、それだけで心を軽くします。

コロナ禍で、自分の内面に感情を閉じ込めざるを得ない人が増えました。

それを吐き出せないと、感情が病の原因となり、息苦しさが強まるのです。

「しゃべる」という行為は、“呼吸”そのもの。

話しながら、息を吸って吐くうちに、感情もほぐれ、滞っていた「気」もうごき出します。

女性は元来、我慢が上手な人が多いです。

でも、アナタの息苦しさを軽くするには、しゃべって吐き出すことが必要。

最近だれかと、おしゃべりしましたか?

でも、そんな相手を見つけることが難しい場合もありますよね。

他に②や③も大事ですが、ストレス源から距離をとるのも、カラダを動かす元気がないときもあるでしょう。

そのときは、別の方法で、気の滞りをなくしましょう。

カラダにこもった、気の滞りの無くし方

やすはら鍼灸院は、ハリとお灸を用いて、体の奥から気の流れを導き、滞りを解消します。

カラダの筋肉をゆるめ、リラックスをもたらし、胸の奥底から深々と、息ができる状態に戻します。

お灸の香りや温かさも、気をめぐらせる働きがあります。

「ただ、リラックスして息をする」間に、カラダが変わっていくのです。

「息が通る感じがします」
「背中が軽くなりました」
「目の前が明るくなって、すごく軽い感じがします」

これは、施術直後の患者さんの感想です。

施術直後に「のどの違和感が消えた」と仰った方もいます。

深く楽に呼吸ができる、元の状態を思い出すには

「なんだか、ずっと苦しかった。でも、ここで少し休んで、ようやく元の感じを思い出した」

そんな風に、あなたが少しでもホッとできる場所でありたいと思っています。

息がラクになると、心に余白が生まれます。

そして、目の前の景色が少しだけ違って見えてくるかもしれません。

ちょっと、肩の重荷をおろして、息苦しさを楽にしませんか?

息苦しさを解消したいときは、気軽にご相談くださいね。

お話するのを、待っていますよ!