朝の頭痛やだるさを解消!低血圧からシャキッと目覚めたいアナタへ、オススメの3つの方法
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

暑さが続く夏の朝は、低血圧の女性にとってハードルが高いです。
・朝、なかなか起きられず、動き出すまで時間がかかる
・起き抜けから頭痛がする、頭が重い
・日中もめまいやたちくらみがする
・夕方は肩こりやだるさ、足がむくんで頭が重い
血圧が低いと、夏は特にこんな症状に見舞われます。

起き抜けから頭痛がするのはつらいですよね。
不快な症状と共に目覚める朝はどうすれば変えられるのか?
夏の朝、スムーズに動き出せる方法を書いてみました。
朝、スムーズに起きられるスイッチの入れ方
朝、スムーズに起きだす方法として、次の3つをおススメします。
・足首から起きる
・よく噛んで食べる
・水分をとったら出す
①足首から起きる
朝、目覚めたときに、まず足首を回すことからスタートしてみて下さい。
足首を動かすことは血圧に大きく影響します。

寝起きの不快感は、脳が目覚めず、カラダが動かせない状態。
急に動こうとすると、血圧が一気にあがり、頭痛やめまい、立ちくらみに見舞われます。
なのでまず、足の末端を動かして、少しづつ全身に血液を循環させること。
足首を回したり、爪先を動かすと、ふくらはぎも引っ張られて動きます。
爪先や足首回し→膝→股関節と、下から順番に、寝たまま下半身を動かしてストレッチをしてみましょう。
ふくらはぎから全身に血液が送り出されると、徐々にカラダも目覚め、低血圧の解消になります。
末端から少しずつ動かし、カラダに刺激を与えて目覚めましょう。
②よく噛んで食べる
胃腸の調子を整えることで、睡眠の質や、目覚めの感覚が違ってきます。
なので食事はよく噛んで食べ、胃の働きを助けましょう。
「だるくてカラダが重いし、食欲もない、肩がこっていて噛むのがつらい」
「朝、胃が重くて食事がとれない、立ちくらみやめまいがするので運動できない」
その気持ち、わかりますよ!
カラダがだるくて食欲がないとき、食べることすら億劫になりますよね。
でも、そんなかただからこそ、よく噛んで食べることが大事。
噛むことは全身運動につながり、内臓や頭の働きが活性化するからです。

噛まずに早食いやしたり、食事にかける時間が短いと、胃腸が働く時間は短くなります。
そのため体温や代謝がおち、血流が悪くなることがわかっています。
(肥満のリスクも上がります)
胃の働きが悪いと、眠りも浅く、朝のスイッチも入りません。

東洋医学では、朝起きられない、身体がだるいなどの夏バテ症状に、胃の働きを良くすることを行います。
胃の働きがよくなると、全身を活性化させ、気がめぐるからです。
低血圧の人こそ、内臓と胃腸の働きを良くして、代謝を上げなくてはなりません。
朝、ドンヨリ体が重い人は、ぜひ日頃の食事をよく噛むことを心がけましょう。
もちろん、寝る直前の食事は控えめに。
③水分をとったら出す
低血圧さんは朝、コップ一杯の水を取ることがオススメされています。
が、水分を取ったら出すことも心がけましょう。
日中、トイレに行く回数が少ない、汗をあまりかかない人ほど、寝起きのスイッチも入りにくいです。
つまり「出す」作用が弱い人ですね。

低血圧の人は、全身に血液を送り出す力が弱いため、末端の血液の流れが悪くなります。
そのため、むくむ、肩がこる、だるさが強い、脱水になりやすいなど、不調を感じます。
水分をとって出し、体内の水の入れ替わりを行うと、血液の流れもよくなり、不調も解消されます。
積極的に水分をとったら、出すことを心がけて下さい。
出す方法は簡単、①に書いたようにふくらはぎを動かすこと、そして水分を適度に摂ることです。

就業中トイレにいきづらい、汗をかくとニオイが気になる、などの理由で水分摂取を控える方もいます。
が、人のカラダは脱水が進むにつれ、トイレの回数が増えますから、逆効果。
また、足のむくみやだるさも「水分不足」で起こりやすくなります。
夏は思っているよりも、水分不足になりやすいです。
朝の目覚めをよくするためにも、摂って出すことを積極的に行い、代謝をあげていきましょう。
まとめ:朝、スッキリ目覚めるためにできること
では、まとめます。
夏の朝、低血圧でスッキリ起きれないときのスイッチの入れ方はこちらです。
・足首を回して起きる
・食事はよく噛んで、胃腸に負担をかけない
・水分をとって出すことを積極的に行う
女性は陰の性質が大きいため、陽気が高い夏はニガテな人が多いです。
「暑さが続く7月、8月は地獄の二か月」と表現した方もいます。
ここ数年の夏の気候は災害級ですが、残念ながら気候は変えられません。
カラダを動かし、水分をとり、夏の低血圧にできることを少しづつ行っていきましょう。
ただ、暑さって疲れますよね。
暑気と湿気で、一日のパフォーマンスがままならない人もいます。

一日の終わりにグッタリし、そのまま朝を迎えてもっとパフォーマンスがあがらない・・
そんなときはご相談ください。
暑さのなか、毎日頑張って夏を過ごしているあなたを応援します。
夏のお灸は昔から暑気ばらいに使われてきました。

お灸を行うと、水分代謝と胃腸の働きが良くなります。
寝覚めのよいエネルギーに満ちたカラダに変わって、気分よく夏を過ごしましょう!
ハリとお灸で水分代謝をよくしたいかたは、いつでもご相談くださいね。