「夜寝てるのに、日中やたら眠くてだるい」梅雨どきのだるさ対策、やってはいけない3つのこと
こんにちは、やすはら鍼灸院です。

梅雨どきはどうしても、カラダの不調がふえます。
・だるい、頭痛やめまいがする、肩こりがひどくなる。
・夜しっかりねているのに、日中強い眠気に襲われる。
・痛みやシビレがでて、カラダが思う様にうごかない。

こんな症状に悩まされている方も、多いと思います。
梅雨どきに体調不良になるかたは、次のようなことをやっていませんか?
ご自身の体調をたもつために、チェックしてみて下さいね。
だるさに悩む人がやってはいけないこと
やってはいけないことは次の3つです。
・枕元にスマホをおかない
・汗をかかない生活から脱出を
・横になってゴロゴロ、それってホントに休息?
①枕元にスマホをおかない
寝る直前までスマホを触っていませんか?
寝る前のスマホは目を酷使し、入眠が遅くなり、睡眠の質も悪くなります。

東洋医学では目を酷使すると、「血を消耗する」といわれます。
血を消耗すると、脳が休まらず、カラダも回復が遅れます。
寝る直前までスマホをさわり、夜更かしが長引くほど、睡眠はしっかりとれません。
翌日だるさが出るのは当たりまえ。
だるさをなくしてカラダを立て直すには、しっかり眠ることが必要です。
寝る直前までスマホをいじるのは避けましょう。
②汗をかかない生活から脱出を
汗をかかず、冷えっぱなしのまま過ごしていると、だるさは長引きます。
女性は筋肉が少なく、脂肪が多いので、長時間エアコンの効いた室内にいると、思っているよりも冷えています。
冷えた状態から、急に蒸し暑い外気にさらされると、冷えと暑さの間で体温調節ができず、体力を消耗し、カラダがだるくなるのです。

夏場はカラダが少し汗ばむくらい、こまめにカラダを動かしてください。
汗をかき、代謝が上がれば、カラダの冷えすぎ、温まりすぎを防げます。
汗をかくなら、サウナやよもぎ蒸し!と思われた方、それが必ずしもカラダに良いとはいえません。
ある患者さんは、よもぎ蒸しにいった帰り、ずっと汗が引かず、逆にだるくなったそうです。
温まりすぎて、軽い熱中症のようになってしまったそう。
汗をかくのも温まるのも、その日の体調がありますから、調整が難しいですね。
梅雨どきの今は、汗を上手にかき、日頃から体力を保つ必要があります。

だるいとカラダを動かすことを避けがちですが、汗をかくことを嫌わずに!
それがだるさからの回復、予防につながります。
湿気でカラダが動きづらい季節こそ、汗をかいて発散しましょう。
③横になってゴロゴロ、それってホントに休息?
湿気でだるいと、つい横になってゴロゴロしがち。
ですが、寝てカラダを休めることばかりが休息ではありません。
休息とは「心身のバランスをたもち、リラックスをもたらすこと」。
心身のバランスを保つには、動いたり刺激を与えることも必要になります。
例えば、デスクワークで日頃カラダを動かさない人は、横になってゴロゴロするより、カラダを動かすことが休息になります。
固まっていたカラダをほぐし、ストレスを解消できるからです。

最初は腰が重いかもしれませんが、日常とは異なる刺激が必要です。
場所をかえたり、人と合ったり、ほどよい刺激で心から楽しめるものが良いですね。
日頃使わない筋肉を動かしたり、感情が揺さぶられると、日常がリセットされます。
停滞していた気が発散され、全身の気血水の流れがよくなり、カラダも気持ちも変わるのです。
だるさが続いて横になっている人は、まず今の場所から動くこと。
あなたにとって正しい「休息」をやってみませんか?
まとめ:1人でできることには限りがあります
では、まとめます。
梅雨どきのだるさをふせぐには
・夜寝る直前までスマホをみない、質の良い睡眠をとる
・冷えて汗をかかないカラダから脱出、代謝をあげて湿気の季節をのりきる
・ゴロゴロするより、まずは刺激を取り入れる

「寝る前スマホをみない、はできるかもしれない。
でも、汗をかくとか、刺激を取り入れるって、それができたらやってるよ!」
という方もいるかもしれません。
一人でできることには限りがありますから、できないときは、人に頼りましょう。
だるさから脱出できる方法は、他にもあります。
汗をかこう、刺激をとりいれよう、そんなやる気が出るカラダになればよいのです。
梅雨の湿気とモヤモヤを吹き飛ばして、だるさを解消しましょう!
あなたのやる気スイッチがオンになるよう、ハリとお灸でご協力しますよ。